『ドラマ』民放の限界に挑戦か「残虐シーン連発」で話題
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各局でさまざまな冬ドラマが放送されているが、注目すべきは“30分ドラマ”のようだ。
「30分ドラマ枠はNHKを含めて各局に存在し、主に深夜帯に放送されています。TVerなどの見逃し配信サービスが浸透したことや、スマホで視聴するユーザーが増えたことから、尺がコンパクトな30分ドラマの需要が高まっているのでしょう」(芸能ライター)
すべてのドラマに目をとおしているというキー局の編成担当者によると、今期の30分ドラマのおすすめは『地獄の果てまで連れていく』(TBS系)と『マイ・ワンナイト・ルール』(テレビ東京系)だそうだ。
復讐相手の花井麗奈を元NMB48の渋谷凪咲が演じているが、民放ドラマとは思えない“残虐シーン連発”で話題を集めている。
「麗奈は、人を殺すことに罪悪感がなく、これまでも多くの犯罪を行ってきた。麗奈が紗智子を躊躇なく刺すシーンや、金魚をミキサーにかけるシーンなど異常行動が映し出される。張り付いた笑顔のまま血まみれで残虐行為をする渋谷の演技は素晴らしく、民放ドラマの限界に挑んでいる作品として必見です」(キー局の編成担当者)
サイコパスな殺人鬼が登場する『地獄の果てまで連れていく』とは対象的に、人間臭いドラマを楽しめるのが『マイ・ワンナイト・ルール』だという。
「とにかくワンナイトラブをすることしか頭にない綾がコミカルに描かれており、話題が話題を呼んで第1話はTVerで再生回数100万を突破。女性にも性欲があるという大前提のもと、綾は上司や合コンで知り合った男性と体を重ねていく。綾が地味なOLというのがリアルで、ワンナイトするためのルールを厳格に決めている設定もおもしろい。女性視聴者に人気なのも納得です」(同)
ほか、永瀬廉が主演を務める『御曹司に恋はムズすぎる』(フジテレビ系)も好評。今後も“30分ドラマ”の良作が続々と制作されそうだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部