ダルビッシュが修正、野茂英雄が指摘していた

パドレスのダルビッシュ有投手が2月24日（日本時間25日）、キャンプ地で今季初めてとなる実戦形式の登板を果たしたという。

「球も走っていたし、変化球もいい感じで投げられている。いい日だったと思います」と満足そうに話したダルビッシュは、38歳で迎えた春キャンプにもかかわらず、最速は96マイル（約154.5キロ）。打者8人に28球を投げて2安打3奪三振と上々の出来だったとのこと。

「昨季は左打者へのスピリットは全く打たれていなかったのに、右打者には4割近くの打率でやられていました。この日の課題は、その右打者へのスプリットだったそうで、しっかりと空振り三振をとっていましたね」（MLB担当記者）

右打者へのスプリットが打たれる理由を見抜いたのが、2016年よりパドレスのアドバイザーを務めている野茂英雄氏だといい。

「野茂さんはダルビッシュに、スプリットの握りが右打者にバレてしまうことを指摘。その対処がしっかり結果として出たということです。ダルビッシュも『握り方などを教えてもらったらしっくりきた』と自信をつけていましたね」（同）

とのこと。

今季のストップ・ザ・ドジャースの一番手はダルビッシュと野茂の強力コンビになりそうな予感がする、そんな実戦登板だったと「アサ芸ビズ」が報じている。

ダルビッシュ有、今季初実戦で野茂英雄の助言が見事に効いた“スプリット修正” | Asagei Biz-アサ芸ビズ