15年放送『番組』3月で打ち切り
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3月に放送終了となるNHK Eテレのバリアフリー・バラエティー番組『バリバラ』。レギュラー出演していた“レジェンド芸人”の今後に注目が集まっているという。
『バリバラ』は2010年に特番としてスタートし、12年にレギュラー化。すべてのマイノリティーにとってのバリアーをなくすべく、当事者たちが笑いの要素を織り交ぜながら情報発信してきたとのこと。
障害のある芸人も多く登場したが、その中で一躍名をあげたのが脊髄性筋萎縮症で寝たきりのピン芸人・あそどっぐだという。
「あそどっぐはテレビ初出演で番組レギュラーとなったことをきっかけにYouTubeチャンネルを開設。『NNNドキュメント』(日本テレビ系)で特集されたこともあり、今ではその影響力は乙武洋匡氏並み。番組にとって欠かすことのできないシンボリックな存在で、“レジェンド芸人”といってもいいでしょう」(芸能ライター)
3月6日、13日に前後編で放送される最終回SPに出演し、番組内でネタを披露するというあそどっぐにとって、レギュラー番組の終了は本人にとって痛手のはずだが、力を入れているというYouTubeはどうか。
「チャンネル登録者数10万超、動画によっては数十万再生されるなど爆発力はありますが、コンスタントにヒットを出せているわけではなく、多くは1000~3000回再生ほどで低調です。海外にも目を向けて英語版も開設しているが、2月末時点でチャンネル登録者27人と、開設したばかりであることを踏まえてもなかなか厳しい状況です」(同)
このままあそどっぐは“消えた芸人”になってしまうのだろうか。民放関係者は
「『バリバラ』は終了しますが、新たな福祉番組『toi-toi』がスタートします。要するに“リニューアル”ですね。1月に公式サイトで番組終了を発表した際、『4月からは新たに始まる福祉番組を通して、引き続き、当事者の声をお伝えする予定です』と述べていました。あそどっぐがこれまでに果たした役割を考えれば、引き続きレギュラー出演する可能性は十分あるのでは」
と語っていると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部