危ういか「後ろ盾がない」ことで、これまでにない「トラブルが急増」
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今や“グラビア戦国時代”とも呼ばれるグラビアアイドルの世界。近年、グラドルはさまざまな業種から参入していて、以前は10~20代が中心だった年齢層も広がり、まさに飽和状態となっている。
例えば、X(旧ツイッター)でイベントの情報を発信したり、ユーチューブで生配信を放送したり、インスタグラムで自分の “映え写真”をアップしたりなど、今ではやる気とアイデア次第でいくらでも自分を売り込める環境が整っている。
そのためか、近年はフリーランスのグラドルが激増しているが、同時に事務所という後ろ盾がないことで、これまでにないトラブルが急増しているのだ。
過去に大手事務所に所属し、現在はフリーで活動するあるグラドルはこんな悩みを打ち明ける。
「事務所にいた時は会社が仕事をブッキングしてくれて、現場では段取りに従ってこなす感じでした。でもフリーになってからは自分で仕事を取ってこない限りスケジュールは真っ白。仕事内容も事前に把握して、十分に確認してから受けないと現場でどんどん脱がされてしまうんです」
また、その後も素材のチェック作業、ギャラや経費の精算も当然自分でやらなければならない。
雑務の多さから、事務所のありがたさが今になって身に染みているという。
また、ある雑誌のグラビア担当編集者は、フリーならではの孤立無援の危うさを指摘する。
「フリーのグラドルは撮影も当然1人で来る。女の子だから体調が芳しくない日もあるんだけど、迷惑になるから誰にも言えない。以前、撮影中にトイレに行ったまま帰って来ない子がいて、気になった女性スタイリストが見に行ったら、個室の中で倒れていたなんてこともありました。また、フリーの子は電車で現場まで来ることも多い。行き帰りの痴漢や付きまといをするファンに自宅がバレないよう気を付けなければならないみたいです」
グラビア界は多様化が進み、それぞれのキャラや雰囲気に注目が集まる傾向にあるため、今後もフリーで活躍するグラドルが増え続けていくことはほぼ確実。同時にグラドルの悩みも、多種多様化していくことは必然といえるのだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部