『転売ヤーの米』にひしめく虫…身の毛もよだつ

コメ価格の高止まりが続く中、「転売ヤーが販売するコメは、『コクゾウムシ』発生のリスクがあるから買うな」というXコメントが拡散している。

　これを受けた投稿にはコクゾウムシの被害例として、コメの中に無数の虫がひしめいている画像もあり、「コメを食べているのかコクゾウムシを食べているのか分からなくなります」という記述に震え上がる人が相次いでいる。

　コクゾウムシは、カブトムシの雄を小さくしたような3mm程度の黒い甲虫で、コメびつやコメ袋の中にどこからともなくやってきて、気がついたら大量発生していることがある。発生時期は3月から11月で、ちょうど今頃から増えだすため、必要以上に買い溜めしたコメなどには注意が必要だ。

　コメ価格の高止まりは、一部業者や外国人転売ヤーなどが購入したコメを大量にストックしていることが原因の一つとも言われている。通常のコメはきちんとした衛生管理下で保存されるが、買い溜めされたコメは温度管理されていない倉庫などにそのまま積まれているような場合もある。いざ開封したらコクゾウムシがわらわらとわいていたなんて、想像しただけで恐ろしい。

　そもそも正規流通ルート以外のコメは、ずさんな管理下で保管されていた可能性が高く、コクゾウムシの発生以前に食べたところで旨くはないだろう。「今買わないと、どんどん高くなる」そんなセールストークに騙されて、泣きを見ないように注意したいとアサ芸ビズが報じた。

「転売ヤーの米にコクゾウムシ!?」注意喚起の投稿に身の毛もよだつ画像 | Asagei Biz-アサ芸ビズ