『めざまし8』後番組「炎上が約束されたようなもの」

「何より不安なのは、武田鉄矢さんですよね。なにしろ武田さんと言えば同局の『ワイドナショー』のゲストコメンテーターの常連で、しかもその時代錯誤芸でたびたび炎上しています」
元放送作家の長谷川良品氏が、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』を更新(3月2日付)。「めざまし8」の後番組として3月31日から放送されるフジテレビ朝番組のキャスティングについて苦言を呈した。
番組名は「サン!シャイン」。司会の谷原章介とカズ・レーザーは「めざまし8」から引き続きスライド出演、新たに俳優の武田鉄矢をスペシャルキャスターに据えた。
武田を“時代錯誤芸”と切り捨てた長谷川氏は「例えばですね」と、2017年10月放送の「ワイドナショー」で、ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏が、長年にわたり悪質な性加害を続けていた事件を特集した際の武田のコメントを取り上げた。
「日本の映画にパワーがあった頃は、(セクハラ的なことを)平気で言う人がいた。だから別にビックリしないニュース。俺もよく触る。人間って好きとか、だらしないところか、みっともないところを見せないと仲良くならないのよ」
この発言を紹介したうえで、長谷川氏はこう呆れ返るのだ。
「武田さんの語り口として、開き直ってというより心底これをもっともらしく、金八先生が言い聞かせるように語ってしまうところがタチが悪い。私が編成マンであれば、このキャスティングだけは全力で止めますけどね。この座組みだけを見ても、フジテレビの危機意識、危機管理能力に改善があるとはとても思えません。新番組は生(放送)ですからね、もはや炎上が約束されたようなもので、逆に楽しみでさえあります」
番組名よろしく、太陽コロナのようにすさまじい炎上をみせるか。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部