2025/3/9 11:46
一斉値上げに「苦難の時代になってしまった」

いくら物価高だからとはいえ、ここまできれいに横並びの値上げとなると、「談合」を疑う野球ファンが出てきそうだ。
野球観戦のもうひとつの楽しみといえば、売り子から買う冷え冷えのビールだろう。客席を回って顔を売る売り子と、会話を交わしながら購入するのを楽しみにしている人は多い。
そんな野球観戦のお供といえるビールが、各球団で一斉に値上げとなった。ZOZOマリンスタジアムではこれまで850円だったが、プラス50円で900円に。みずほPayPayドームも同じく850円から900円に。セ・リーグでは神宮球場が800円から900円、横浜スタジアムも同じく800円から900円に値上がりする。
ほかにも甲子園やバンテリンドームが値上げを発表しているが、こちらは50円アップながら800円に抑えている。どの球場もなぜか横並びで価格を揃えているため、裏で示し合わせているのではないかと思いたくなるが…。
ビール各社は4月1日からビール類の値上げを発表している。球場のビール価格もそれに合わせて上昇するのは仕方ないとはいえ、もともと利幅が大きいことから、これまでの価格をキープしてもらいたかった。神宮球場や横浜スタジアムなど、ビール半額デーが設けられている球場があるため、これからはそのようなサービスを上手に利用したいところだ。
海の向こう、大谷翔平の所属するドジャースの本拠地ドジャースタジアムの缶ビールは、日本円で約3600円もする。さすがに日本ではここまで爆上がりすることはないだろうが、ビール好きには苦難の時代になってしまった。とアサ芸プラスは報じた。
編集者:いまトピ編集部