ポスト新垣結衣、演技力は申し分ないが「足りないもの」は、やはり…

2月28日、俳優の芳根京子が自身のインスタグラムで28歳の誕生日を迎えたことを報告し、放送中の主演ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)の撮影現場で共演者やスタッフから祝福されたことを明かした。
SNS上は温かいムードに包まれたが、芳根の熱演は光るものの、ドラマの視聴率は振るわないようだ。
テレビ局関係者は「あくまで数字だけの評価」と前置きし、こう話す。
「これまで芳根が民放で連ドラ主演を務めた『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)、『海月姫』(フジテレビ系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)は、いずれも数字的にヒットには至っていません。ヒロインを務めた『オールドルーキー』(TBS系)、『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系)も同様です。医療ドラマは数字が取りやすいと言われていますが、今作の『まどか26歳、研修医やってます!』も世帯平均視聴率は6%前後で、終盤に入った3月4日放送の第8話も5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上がってきていませんね。ただ、このご時世視聴率だけで人気を計るのはナンセンスなのですが……」
そもそも、芳根には“ポスト新垣結衣”の期待がかけられていた。
それを象徴するのが、彼女が出演する「アサヒ生ビール〈マルエフ〉」のCMだ。
広告代理店関係者は明かす。
「このCMは以前には新垣が出演し、『お疲れナマです』のフレーズが話題となり、商品の売れ行きにも大きく貢献しました。芳根はそのバトンを引き継いだ形ですが、関係者の間でも『新垣が抜けた穴を埋められていない』との声も少なくありません。そもそもビールの売り上げ自体が右肩下がりですから芳根が悪いとまでは言えませんが、新垣が築いたイメージが強過ぎて、芳根が埋もれてしまっている印象はぬぐえません」
それでは“ポスト新垣”として芳根に足りないものは何なのか?
一つは、やはり“ヒット作”の存在だろう。
「新垣は『逃げ恥』やフジテレビ系『コード・ブルー』シリーズなど誰もが知るヒット作を持ち、確固たる人気を築いた。他方、芳根は朝ドラヒロイン経験こそあるものの、代表作と呼べるヒットはない。演技力は申し分ないのですが、俳優としての売り方には一考の余地がありそうです」(他の芸能事務所マネージャー)
と、サイゾーウーマンが報じた。
編集者:いまトピ編集部