期待の『新番組』早くも暗雲か

4月6日に始まるSixTONESの新番組「Golden SixTONES」(日本テレビ系)に、早くも暗雲が垂れ込めている。23年続いた「行列のできる相談所」のあとを受けて始まる期待のプログラムで、昨年9月と今年の元日、特番で大好評だった「Game of SixTONES」をパワーアップさせた、王道のスタジオバラエティーになるというのだが…。
初回の放送内容を聞いて驚いたと語るのは、さる制作会社スタッフだ。
「ゲストとして明石家さんまが登場するそうです。『SixTONESは、バラエティー界最強のお笑い怪獣をどうおもてなしするのか!?』ということですが、そうもてはやしているのは、業界のごく一部。瞬発力が衰えた今のさんまに、そこまでの美辞麗句はふさわしくありません。そしてSixTONESの番組といいながら、結局はゲストを呼んでもてなすという、『受け』の姿勢になっている。若干どころか、かなり不安です」
さんまは先般、「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)で、初回の打ち合わせ時のことをバラしている。
焼肉が好きだというさんまにスタッフが「さんまさん、(肉よりも)タレが好きですよね」と勝手に決めつけて「さんまさんに合う焼肉のタレをメンバーが作る」と提案してきたという。
これはゲストの大好物にかける「いちばん美味しいタレ」を作る「タレだけレストラン」という企画のようだが、さんまは思わず「これ、ビストロやん」とツッコミを入れている。すなわち、かつての「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の名物コーナー「ビストロSMAP」と同じではないか、と。
さんまが言うには、他にも「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)や「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)を連想させるギミックがあったそうで、ところどころで「既視感」があったという。
他にも「プリングルズ」の筒に金属バットがピッタリ入ったり、「真実の口」に「ぺヤング」の超大盛りの箱がピッタリ入るなど、身の回りのモノに関して、別の意外なモノが入るのかを問う2択クイズ「サイズの晩餐」などが展開されるという。これに正解すれば、ご褒美グルメを食べられるのだとか。前出の制作会社スタッフが言う。
「要は『嵐にしやがれ』と『ニノさん』を掛け合わせたようなトークとクイズ、ゲームがメインの番組だということです。この番組に限っては、リアルタイムの視聴率よりTVerなどの配信での再生回数を重視するということですが、ある程度、数字が担保されないと、企画変更を余儀なくされることでしょう」
ますます不安でしかなくなるのだが…とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部