『低視聴率ドラマ』最終回、すさまじい反響「今期最高」大絶賛

香取慎吾が主演を務める木曜ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)最終回が3月20日に放送された。
あまりの好評ぶりに、フジテレビ内では早くも“映画化”の企画が走り出しているとのウワサが流れている。
テレビ局の報道マンだったが不祥事を起こして人生崖っぷちの主人公・大森一平(香取)が、選挙で当選するために偽家族を作り、家族や地域の問題解決に奔走するホームドラマ。
最終回では、大江戸区長選に出馬した一平が、対抗馬で現区長の地盤を引き継ぐ黒岩鉄男(橋本じゅん)とネガキャン対決。
区民から“泥沼バトル”だとやゆされる中、この状況を見兼ねた政治家・真壁考次郎(安田顕)が新たに立候補し、そのまま当選。
しかし、実のところ、これは小学校時代からの幼なじみである一平と真壁の筋書きどおりだった。
一平が徹底的にピエロになり、真壁を押し上げる作戦だったのだ。
真壁は一平に自己犠牲を払わせたことを謝罪。
一平は「そんな自分が好きなんだよ」と笑い、真壁は自分より区民の未来を優先した一平には一生敵わないと応じるなど、アツい友情を見せるのだった。
「最終回はなんだか胸がいっぱいで…」
「最終回の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)は世帯3.9%と厳しい結果になりました。初回こそ5.6%とまずまずだったが、2話以降から4%前後の低空飛行を続け、伸びることなくフィニッシュ。物語としては、4話目あたりからぐんぐん面白くなったのですが、エンジンがかかるのが遅かったせいか、SNSでも盛り上がらないまま終わりました」(芸能ライター)
しかしながら、視聴者からの反響はすさまじく
《今期最高だったかも。唯一見てた!》
《最終回はなんだか胸がいっぱいで切なさと温かさで、涙がずっと出ていました。ゆるやかな流れの序盤で脱落してしまった人にもいつかチャンスがあれば観ていただきたいな、と心から思えるドラマです》
《まだこんなに面白いドラマを作れるフジテレビなんだからしっかり立て直して頑張って欲しくなった》
などと、大絶賛する声が続出している。
「低視聴率だったとはいえ、根強いファンがついたとなれば、映画化される可能性はゼロではない。今のフジは“中居問題”によるスポンサー離れで、今期は赤字転落の見通し。オリジナルドラマの映画化は原作のあるものより利益率が高く、フジにとっては願ったりかなったりのコンテンツでしょう。2024年10月期に放送されて好評だった藤原竜也主演の『全領域異常解決室』とともに、水面下で映画化の話が進んでいるのでは」(同)
もし映画化が決まったら、それを機にドラマを視聴する人も増えることだろう。
編集者:いまトピ編集部