不倫の代償...謝罪も、地位も危うし

身から出たサビとはいえ、昨年末に不倫スキャンダルが公になった西武・源田壮亮(32)。とっくに謝罪会見を済ませてはいるが、大きな代償を払わされるのはこれからのようだ。
源田といえば、日本を代表する遊撃手としてデビュー以来、WBC、オリンピック、プレミア12など、国際大会には必ず中心選手として侍ジャパンメンバーに選出されてきた。当然、2連覇を目指す来年の第6回WBCでの活躍も期待されるはずだった─。
侍ジャパンは3月5、6日にオランダ代表と対戦した。この大会は選手の見極めの意味合いが強く、若手中心のメンバー構成だったため、源田が選出されなかったのもうなずける。とはいえ、さる球界関係者はこう話す。
「主にショートを守らせようと、長岡秀樹、矢野雅哉、森敬斗と3人もが出場したのは、完全に源田の後釜探しに躍起になっているためです。来年のWBCは大谷翔平をはじめとした前回の世界一メンバーが中心に招集される見込みですが、源田は構想外だと聞いています。なんでも侍ジャパンを組織するNPBの意向で、あわよくば今季デビューする楽天のゴールデンルーキー・宗山塁が大ブレイクして来年を迎えてほしいという思惑まである」
前回のWBCで源田は、大会期間中に右手小指を骨折。それでも出場を直訴して、決勝ラウンドもフル出場。それだけ思い入れがあり、自身のアイデンティティでもある代表から外されるとなれば、穏やかではない。
そして、原因は例の不倫騒動だという。
「昨年末に『週刊文春』で、源田が菜々緒似の20代スレンダー美女と9カ月にわたりドロドロの不倫関係を続けていたことが報じられました。NPBが一番に問題視したのは、昨年11月に行われたプレミア12の台湾遠征に彼女を同伴させていたこと。彼女の渡航費は源田の自腹でしょうが、侍ジャパンが費用を捻出する遠征を利用した不祥事にご立腹です。日本代表選出の基本として、将来ある子供たちの目標であることが望まれていますからね。前回のWBC優勝直後に性的暴行のスキャンダルが持ち上がった山川穂高と同様の扱いでしょう」(前出・球界関係者)
騒動が表ざたになってから源田は、一部で「雲隠れ」と報じられるなど、当初はコメントを避けていた。とはいえ、2月のキャンプインで姿を見せ、自身の話題一色になることをよしとせず、1月の自主トレ中に謝罪会見を行った。ところが、これで万事火消しとはならなかったようで‥‥。
「正直、チームメイトたちには『みんな、やっていること』といった同情論があり、これまでと変わりない距離感です。現役時代から守備に一家言ある侍ジャパンの井端弘和監督も、彼をチームの柱に据えたいのはヤマヤマでしょう。ところが、キャンプ地を訪問した井端監督は源田と挨拶程度の接触しかしていませんでした。それだけNPBが突きつける『源田NO』は強いようです」(先とは別の球界関係者)
源田は今季、レギュラー返上を志願し、すべてをリセットしてシーズンに臨むが、リセットされたくない代表の地位までもが危うくなっている‥‥とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部