2025/3/23 17:56
『2億円トイレ』物議を醸す「キャンプ場の仮設トイレみたい」

「キャンプ場の仮設トイレみたい」と物議を醸す大阪・関西万博の“2億円トイレ”だが、これを設計したデザイナーが3月16日、自身のXで設計の意図を表明した。
「大阪・関西万博トイレ5に関しまして、部分的に切り取られた建築写真が流出し、安っぽい、工事金額を中抜きしているのではないかといった疑義がおこり、世間をお騒がせしてしまっています」
こう訴えたのは、建築家の米澤隆氏だ。米澤氏は「価格の割に安っぽい」という批判に対して、建設費は2億円から1億5000万円に引き下げられていることを明かしたうえで、「単体のトイレブースを見ると簡素なものに見えるかもしれませんが、積み木のように組み合わせることで、豊かな空間を創出することを意図しました」などと説明。また「広く出回っている写真はトイレ5建築の一部であり、実際には46基のトイレがあり添付写真のようであるということをお伝えさせていただきます」とし、あらためてトイレの全景写真を公開した。
ところが骨組みとプラスチックの波板が目立つトイレ画像に、またもやツッコミが殺到。万博トイレにはなにより使いやすさや安全性が求められるということで、積み木を積み合わせたような外観に、冷ややな反応を示す人が相次いだと、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部