最終話5.0%『ドラマ』今期一番の大コケ「完全に右肩下がり」

川口春奈が主演を務め、SixTONESの松村北斗と共演したドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系)の最終話が3月22日に放送された。
最終話の視聴率は世帯5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)となり、全話平均で5.2%。
初回が7.6%とまずまずの視聴率だったことを考えると、完全に右肩下がりだった。
ドラマは、弁護士の小山瀬奈(川口)と真戸原優(松村)が、恋愛トラブルの裁判を教訓にしながら愛情を深めるストーリー。
性格も考え方も違う小山と真戸原が、裁判を通じてどのように恋人関係になるのかが見所だった。
しかし、最終話が近づくにつれ、ドラマの方向性が変わっていったとか。
「中盤以降は、真戸原が毒親に育てられたトラウマで、人を信じられないという話がずっと続いた。最終話でも、結局は真戸原のトラウマを解消する展開になり、なんだか分からないままに終了。小山と真戸原を弁護士という設定にした意味がないように感じられ、最後まで迷走していた印象です」(スポーツ紙記者)
“リーガルラブストーリー”のハズが…
同作には川口と松村以外に、田中圭や戸塚純貴、瀬戸朝香など有名俳優が参加。
キャストが豪華であることを考えると、今期ドラマで最も大コケしたといえそうだ。
なぜ『アンサンブル』は失敗したのか、裏側を他局の編成担当者が明かす。
「中盤以降は裁判の様子がほとんど描かれず、終盤は恋愛話に終始した。当初、『この冬一番のリーガルラブストーリー』との触れ込みだったが、フタを開けてみればどこにでもありそうな単なるラブストーリーでした。もっと裁判を絡めていたら、視聴者の心をつかめたかもしれません。“消化不良”な脚本に、川口さんと松村さんは引っかき回される形になりましたね」
“リーガルラブストーリー”ながら最終話でも裁判シーンは皆無だったが、何か大人の事情でもあったのだろうかと週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部