のん(31)再ブレークか

「そろそろ、2人とも存在感を示さないといけません」(芸能関係者)
まずは3月14日公開の映画『早乙女カナコの場合は』で主演を務めている女優の橋本愛(1996年1月12日生まれ・29歳)。
「過剰な自意識ゆえに、素直になれない主人公・早乙女カナコと、演劇サークルの先輩・長津田啓士との10年にわたる恋愛模様を軸にした物語です。橋本は橋本でも橋本環奈と交際中とされる中川大志が長津田を演じています」(映画ライター)
原作小説が10年以上前の作品であることから、橋本は現代のジェンダー観に基づいた役作りを意識したという。
橋本は2010年の映画『告白』で実質的なメジャーデビューを果たし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『桐島、部活やめるってよ』(2012年)など話題作にも出演した。
「その『桐島―』で共演した俳優の落合モトキとの“お泊まり愛”をフライデーされたことがありました」(芸能レポーター)
橋本の所属事務所は「性的関係はない」と否定するのに躍起だった。
「そりゃそうです。当時、橋本は17歳、落合は22歳。ヘタをすれば“淫行条例”にひっかかってしまいますから。即、2人は別れさせられました」(同)
しかし、これくらいでシュンとするような女性ではなかったようで、直後、14歳年上のイケメン俳優・綾野剛との交際が発覚した。
「自分によほど自信があるのか、頑固で一本気。人に指図されるのを、とても嫌がります。某週刊誌で書評を担当しているほどの読書好きでもあります」(スポーツ紙記者)
その橋本と今度の映画『早乙女カナコー』で共演しているのが、のん(1993年7月13日生まれ・31歳)だ。
「『能年玲奈』と言った方が分かりやすいかもしれません」(テレビ局関係者)
そう、2013年前期のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロイン・天野アキを演じたあの能年玲奈だ。
転機が訪れたのは2013年。
「件の『あまちゃん』のヒロインに約2000人の中から選ばれたのです」(前出・スポーツ紙記者)
母親(小泉今日子)の故郷・岩手で人気の海女になった後、東京でアイドルを目指すヒロインをコミカルに演じ切り、「じぇじぇじぇ」はこの年の流行語大賞にもなった。
「ここでも、地元アイドル役の橋本と共演しました」(テレビ誌記者)
しかし、2015年4月、独立騒動が勃発した。
「結局、所属事務所を独立したものの、2016年7月から、芸名を『のん』と改めました。ここから彼女の“冬の時代”が始まりましたね」(同)
とはいえ、冬来りなば春遠からじ。季節同様、ここにきて“春の訪れ”が見え始めている。
「主演ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』(DMM TⅤで2月28日配信開始)では、ブラック企業からまさかの殺し屋に転職した西野カナコを熱演しています。ずっと挑戦したかったというアクションにも力が入っていて、飛んだり跳ねたりのシーンが満載です」(前出・小松氏)
そして、4月期の日曜劇場『キャスター』(TBS系)にも登場することが明らかになった。
地上波での女優復帰にふさわしく、役柄も話題を呼ぶこと必至のキャラクターだという。
「のんが演じるのは、ある大学の研究室で新しい万能細胞を発見し、脚光を浴びる女性研究者です」(前出・スポーツ紙記者)
もともと演技力が高く評価されていた橋本とのん。“アラサー女優”らしい演技に大いに注目したいところだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部