2025/3/29 09:56

『映画』興行収入3億4700万円を記録「V3を獲得」

映画

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、3月21~23日)で、アニメーション作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(3月7日公開)がV3を獲得した。

3月24日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は、「映画ドラえもん」シリーズ最新作。ドラえもん(声優・水田わさび)やのび太(声優・大原めぐみ)たちが絵の中の世界で冒険する姿を描いており、上映開始から3週目の週末3日間も観客動員28万2000人、興行収入3億4700万円を記録。累計興収21億円を突破した。

 3週連続1位の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』と同様に、米のミュージカル・ファンタジー映画『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開)も3週連続で2位をマーク。シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのダブル主演でも話題の同作は週末3日間で動員16万3000人、興収2億7100万円をあげ、累計興収は18億円を超えた。

 そして今回3位に初登場したのは、レイチェル・ゼグラー(日本語吹き替え:吉柳咲良)が主演を務めるミュージカル・ファンタジー映画『白雪姫』(3月20日公開)。ディズニー初の長編アニメ映画『白雪姫』(1937年)をもとにした実写化作品で、女王(魔女)役はガル・ガドット(月城かなと)、本作における白雪姫の運命の人・ジョナサン役はアンドリュー・バーナップ(河野純喜/JO1)が演じている。

実写版『白雪姫』も、名作と呼ばれたアニメ版と同じくディズニーによって製作されたものだが、ネット上では実際に映画を鑑賞した客から、「白雪姫がたくましすぎる」「強いプリンセスもいいけど、わざわざ『白雪姫』でやる必要あった?」「アニメ版の穏やかな白雪姫が好きだから、実写版のキャラクターには違和感がある」などと酷評が続出。

また、主演のレイチェルが「(アニメ版の王子は)ストーカー」と発言したことをはじめ、公開前から“炎上”騒動も続いていた。その影響もあってか、全国382スクリーンと大規模で封切られるも週末3日間の動員は13万1000人、興収は1億9700万円で3位と、ディズニー最新作にしては物足りない順位でスタート。なお、公開初日の祝日を含めた4日間の累計興収は3億2600万円と伝えられている。

今回のランキングではそのほか、高橋文哉と西野七瀬(元乃木坂46)がダブル主演を務める『少年と犬』が4位、米英合作のミステリー映画『教皇選挙』が7位、Koki,主演のラブコメディ2部作の前編となる『女神降臨 Before 高校デビュー編』が9位にそれぞれ初登場(いずれも3月20日公開)。

1位:『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
2位:『ウィキッド ふたりの魔女』
3位:『白雪姫』(初)
4位:『少年と犬』(初)
5位:『35年目のラブレター』
6位:『ファーストキス 1ST KISS』
7位:『教皇選挙』(初)
8位:『お嬢と番犬くん』
9位:『女神降臨 Before 高校デビュー編』(初)
10位:『映画 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

詳しくはサイゾーウーマンがまとめている。

実写版『白雪姫』、3位発進もネット上で酷評続出のワケ――映画興行収入ランキング(3月21~23日)(2025/03/26 19:00)|サイゾーウーマン実写版『白雪姫』、3位発進もネット上で酷評続出のワケ――映画興行収入ランキング(3月21~23日)(2025/03/26 19:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部