『番組』公式に謝罪も、打ち切りの可能性「審議は免れない」

バラエティー番組『月曜から夜ふかし』の“ねつ造問題”を受けて、日本テレビが大ピンチに陥っているという。
同番組は3月24日の放送回で、街頭インタビューに答えた中国出身の女性が「中国ではカラスを食べる」と発言したように意図的に編集。
この女性が別の話題について話した内容をつなぎ合わせ、中国ではカラスを「みんな食べているから少ない」、「とにかく煮込んで食べて終わり」と放送した。
これついて、日本テレビは公式サイトで謝罪したが、番組の打ち切りや放送倫理・番組向上機構(BPO)の調査を受ける可能性が高いとされる。
「『月曜から夜ふかし』は、街頭インタビューで一般人が発した“おもしろコメント”をMCのマツコ・デラックス、SUPER EIGHT・村上信五が笑いにする番組。今回のねつ造は民族差別で国際問題になりかねず、BPOの審議は免れないでしょう。視聴者からすればほかのインタビューもヤラセかと疑ってしまうし、本来であれば一発で打ち切りになってもおかしくない」(スポーツ紙記者)
日本テレビはここ最近、毎年のように不祥事を起こしている。
2023年には、系列局・日本海テレビの元幹部が、チャリティー番組『24時間テレビ』の寄付金などを着服。
24年には同局で放送したドラマ『セクシー田中さん』の原作者である漫画家・芦原妃名子さんが亡くなる問題が発生した。
芦原さんは、ドラマ化に際して原作者の権利が十分に守られなかったとして失意のうちに亡くなり、日本テレビは大きなバッシングを受けることになった。
そして今回、『月曜から夜ふかし』の“ねつ造問題”があり、テレビ局関係者からは「フジと同じくらい日テレも悪質だ」と批判の声があがっているようだ。
「大騒動となった“中居正広氏・フジテレビ問題”ですが、日テレもヒドイ。過去に『真相報道バンキシャ!』で虚偽証言問題を起こしており、ニュース、ドラマ、バラエティーの各ジャンルでトラブルを起こしたことになる。『月曜から夜ふかし』の一件も制作スタッフの責任で片づける雰囲気ですが、そもそもの体制を見直すのが先でしょう」(民放関係者)
日本テレビには、フジテレビの不祥事を意気揚々と報じる資格はなさそうだ、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部