きょう『週刊文春』とんねるず・石橋貴明について

『週刊文春』(文藝春秋)の電子版は9日、フジテレビをめぐる問題でお笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明について報道。その内容が波紋を呼んでいる。
元タレント中居正広氏の女性トラブルを受け、フジテレビは3月31日に第三者委員会の調査報告書を公表。被害女性は元フジテレビアナウンサーだったと明らかにし、女性が「中居氏によって性暴力による被害を受けたもの」と認定した。
文春は昨年から中居氏のトラブルを報じ続けていて、今回は一連の問題に関連し石橋を取り上げる。下着を脱いだ状態でフジテレビ女性社員を「襲った」とし、「第三者委の調査を拒否」と伝えた。
石橋といえば、人気番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(18年終了)に出演するなど、長年に渡ってフジテレビに貢献してきた人物。今月3日には、自身のYouTubeチャンネルで「食道がん」を公表し、芸能活動を休止すると発表していた。
SNS上では「えっ! 貴さんなの!」「これが事実ならば長期療養の話への見方が変わってくるな」との声や「今、病気と闘ってるのに精神的に追い込むようなことやらなくてもよくない?」「何で今言うん? 病気で弱ってるときに言うんやな。卑怯」とのコメントが見受けられた。
なお、調査報告書によれば、中居氏のトラブルに類似した事案は2件。1件は10年以上前、フジテレビ女性社員が、元編成局幹部から「有力な番組出演者」との飲み会に誘われ参加したときのもの。
女性社員がトイレから戻るとほかの参加者がいなくなり、番組出演者と2人に。その後、2人は別の店に移動。そこで番組出演者が突如、ズボンと下着を脱ぐ行動に出たという。
第三者委員会は、番組出演者に対してヒアリングを打診するも返答がなかったため、会合の有無等について質問状を送付。質問状は受け取られずに返送され、電話にて協力を求めたものの、多忙のため協力できないとの回答があった。
それでも、第三者委員会は「10年以上前の出来事ではあるものの、女性社員の供述は相当程度具体的であり、概ね上記女性社員の供述する事実経過に沿った出来事があった可能性が高いものと判断した」としているとSirabeeは報じている。
編集者:いまトピ編集部