2025/4/12 10:45

疲れを癒す「無重力スパ」新感覚「たった1時間の究極のリラクゼーション」

リラックス

毎日のドッと溜まった疲れはそのままにぜず、限られた時間の中でもしっかりとケアすることが大切。そんな“タイパ”のいいリカバリー方法としてオススメなのが、新感覚の「無重力スパ」です。

 ヨーロッパでは認知度の高い心理療法や代替医療の1つで、東京・自由が丘『ピュールスパ』でも体験することができます。体温と同じくらいの温度で死海の5~6倍にも相当するエプソムソルトやミネラルで満たされた水が張られたプールに1時間ほど浮かび、光も音もなく五感がシャットダウンされた状態で身体を委ねます。なんでも、1時間で5~6時間の睡眠に匹敵する驚異的なリカバリー効果が期待できるそうですよ。

 同スパの運営者でセラピストの木本早耶さんは、「外部刺激を遮断しつつ、浮力のある水に浮かぶことで自律神経を整えてホルモン分泌を促進し、身体の修復機能を高めます。とくに、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑え、セロトニンやドーパミンの増加を促すことで心身のバランスを整え、深いリラクゼーションとリカバリーをもたらします」と話します。

■寝付きがよくなった人やダイエットに成功した人も

 継続的に利用することで、多くの人が睡眠の質向上やストレス軽減を実感しているそう。

「『夜の寝付きがよくなった』『朝の目覚めから頭がスッキリしている日が継続している』というお声を多数いただきます。また、慢性的な肩凝りや頭痛のツラさから開放された方も。これは、無重力スパの環境が副交感神経を優位にし、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を促すことで、深い睡眠を得られたことが影響していると考えられます。私自身も利用を重ねるうちに以前より疲れにくくなり、ストレスへの耐性も高まっていると感じる日が多くなりました」(木本さん)

 中には、無重力スパを利用し続けた結果、ダイエットに成功した人もいるそうで、「作用機序として、ストレスが軽減されて睡眠の質が向上した結果、代謝が上がったり食欲のコントロールがしやすくなったりするのだと思います。今まで食欲やストレスに負けて継続できなかった方や代謝を高めるのに苦労していた方は、とくにメリットを感じているのでしょう」とのことです。

■水に浮かんでいる間は何をしていればいいの?

 無重力に身を委ねる1時間の間は、深い瞑想状態に入ります。何をしていればいいのでしょうか?

「何も考えなくても大丈夫です。最初は呼吸に意識を向け、体が水に浮かぶ感覚を味わうことから始めましょう。フローティング中は脳波のアルファ波(リラックス状態)とシータ波(瞑想状態)が優位になり、右脳の活動が活発になります。これにより、深い休息が得られると同時に、頭が整理されて普段考えつかないような新しいアイデアが浮かぶこともあるようです。無理に何かを考えようとせず、時間に身を任せるほうが深いリラックス作用と頭のスッキリ感が得られやすくなります」

 忙しい日々の中、短時間で深いリフレッシュを求める女性にピッタリといえるでしょう。たった1時間で、心も身体もリフレッシュできる究極のリラクゼーション、一度は体験してみたいですね。とアサジョは報じた。

プカプカ浮くだけでリカバリー!?「無重力スパ」って何をするの? – アサジョプカプカ浮くだけでリカバリー!?「無重力スパ」って何をするの? – アサジョ

編集者:いまトピ編集部