2025/4/16 10:02

日本人、メダルラッシュか

池江璃花子Amazon

フィギュアスケートの坂本花織が4月17日開幕の世界国別対抗戦(開催地・東京)、競泳の池江璃花子が7月開催の世界選手権(同シンガポール)で、それぞれ日本代表チームの主将を務めることになった。

共に2000年生まれの24歳。キャリア、知名度から見ても適任ではあるが、選出の経緯は異なるようだ。

「坂本に関しては、自身も話していましたが立候補です。池江は要請でした」(日本スポーツ協会担当記者)

競技が異なれば、年齢による役目も変わってくる。坂本は次回ミラノ五輪を集大成のように捉えており、自身の完全燃焼はもちろんだが、後輩たちに伝えておきたいことも多いようだ。

「今回の世界国別対抗戦のチーム名は『完フレJAPAN』。初めての選手と2回目以上の選手が半数ずつ。『完フレ』は完熟とフレッシュを合体させた造語だそうです」(同)

関係者によれば、メンバーは「完フレ」よりも「熟フレ」のほうが言いやすかったが、坂本に押しきられたという。

ちなみに、坂本は3月末に行われた世界選手権で銀メダルを獲得。さらに主将として迎える世界国別対抗戦前には世界最高のアイスショーと呼び声も高い『スターズ・オン・アイス』(4月5、6日)にも出席。

前向きなコンディションで大会を迎えようとしているという。

一方、池江に主将就任を打診したのは、競泳日本代表監督の倉澤利彰氏。倉澤氏は日大水泳部のOBでもあり、池江は先輩がわざわざ訪ねてくると分かった時点ですべてを察し、「断われない」と覚悟していた。

「水泳連盟が将来も見据えて、池江に主将を託すことにしました。彼女は今、豪州を拠点に個人練習を積み重ねています。’23年の杭州アジア大会で女子主将を務めた経験はありますが、世界選手権では初。日本代表には彼女よりも年上の選手もいれば、男子選手にも気を使う場面も出てくるでしょう。自分のことに集中させたほうが好成績も出やすいタイプなんですが…」(関係者)

競泳の24歳は、まだ若手。内面的にも成長してほしいとの思いからの大役抜擢だが、その池江にはここにきて嬉しい話題も舞い込んでいる。

国際オリンピック委員会(IOC)が9日に理事会を開催。28年のロサンゼルス五輪にこれまで自由形のみだった50メートル競技に、新たに背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライが追加されたからだ。

「バタフライは今夏の世界選手権に臨む池江の“本命種目”。そのため、さらにこの大会に気合が入るだろうと話題になっているのです」(前出・記者)

坂本と池江が出場する2つの世界大会では両競技とも日本はV候補。大和なでしこたちの“ウーマンパワー”に期待したい、と週刊実話WEBが報じている。

坂本花織、池江璃花子の両主将に注目! フィギュアスケート&競泳の世界戦はメダルラッシュの予感 /サマリー|週刊実話WEB坂本花織、池江璃花子の両主将に注目! フィギュアスケート&競泳の世界戦はメダルラッシュの予感 /サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部