2025/4/17 09:57

『大戸屋』春季限定メニュー11日から発売中

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定食チェーン「大戸屋ごはん処」は4月11日より、春の訪れを感じさせる食材に、旨みやコクを引き出す発酵調味料を組み合わせた春季限定メニュー「春ごはん」の販売を開始した。ここしばらく外食続きで栄養の偏りを感じていた記者は、ビタミンや食物繊維など、体に嬉しい栄養素が豊富だという春の食材を味わうべく、大戸屋へ向かった。

 今回登場した「春ごはん」は、脂ののった鰆を西京味噌に漬け込み、炭火で焼き上げた「鰆の西京焼き 菜の花からし和え添え」(税込1580円、以下すべて定食価格)、香ばしく焼いた麺に春野菜と海鮮を加え、特製の黒酢あんで仕上げた「春野菜と海鮮の黒酢あんかけ焼きそば」(1350円)、麦味噌に漬け込んだ鶏もも肉と筍を炭火で焼いた「鶏もも肉と筍の麦みそ漬け炭火焼き」(1290円)の全3種類。記者は「春野菜と海鮮の黒酢あんかけ焼きそば」を選んだ。

 タッチパネルで商品を注文すると、提供までに約30分を要した。休日の昼過ぎ、大戸屋の混雑を甘く見ていたようだ…。それはさておき、定食で注文したため、あんかけ焼きそばのほかにサラダ、お新香、味噌汁、そして追加用の黒酢とからしが付いてきた。

 さっそくあんかけ焼きそばをいただいてみると、もっちりとした麺に濃いめの味付け、さらにとろみの強い餡がしっかり絡み、ほんのりと黒酢の酸味も感じられた。

 麺はしっかり焼かれているとのことだが、香ばしさはあまり感じられなかった。メニュー写真には菜の花のような野菜が写っていたが、実際に入っていた野菜はタケノコ、白菜、ニンジンのみで、海鮮はイカとアサリという構成。しかしタケノコは大ぶりながら硬さはなく、シャキッとした歯ごたえが心地よく、イカやアサリも旨みがしっかりしていて、量も申し分なかった。

 個人的には酸味がやや物足りなく感じたため、別皿で提供される追加用の黒酢をかけてみると、黒酢特有のクセはあるものの、爽やかな酸味が鼻を抜け、より春らしさが際立った。また、からしを加えることで濃厚な餡もすっきりといただけるので、おすすめだ。とアサ芸ビズは報じた。

大戸屋の春限定メニュー「春ごはん」実食レビュー!黒酢あんかけ焼きそばの味は?  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ大戸屋の春限定メニュー「春ごはん」実食レビュー!黒酢あんかけ焼きそばの味は? | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部