2025/4/17 10:10

視聴率14.2%『ドラマ』好発進「ヒット作となるか」

阿部寛 永野芽郁Amazon

阿部寛主演のTBS系日曜劇場『キャスター』(日曜午後9時)が4月13日よりスタート。初回放送後、ネット上では一部キャスティングが物議を醸す事態となった。

オリジナルストーリーの同ドラマは、テレビ局の報道番組を舞台に闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。

 型破りなキャスター・進藤壮一を阿部、その進藤に振り回される総合演出・崎久保華を永野芽郁、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介をなにわ男子・道枝駿佑が演じる。

第1話では、40年の歴史を誇る報道番組『ニュースゲート』の新キャスターに新藤が就任。初日に「この番組を正すために来た」と啖呵を切り、慣例を破るスタイルが周囲を戸惑わせながらも、驚異の取材力と強引さで大スクープをものにする様子が描かれた。

 パワフルなキャラクターの進藤だが、ネット上では同局『ドラゴン桜』(2005年、21年)で阿部が演じた主人公・桜木建二と重なった人も多かったようで、「これはみんな大好きな“ドラゴン桜系阿部寛”だ!」「ドラゴン桜のマスコミ版って感じで面白い」と好意的な声が上がっていた。

また、初回は平均世帯視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人8.7%の高視聴率を記録。前クールに同枠で放送された松坂桃李主演『御上先生』の初回は世帯12.2%、個人7.5%だったため、これを上回る好発進となった。

 『キャスター』第1話の印象について、ドラマライターの北村有氏はこう話す。

「阿部さん主演のキャスターものという設定や、生ぬるい世間に切り込んでいくといった物語の展開そのものには既視感があるものの、報道番組特有のリアルタイム性を生かして次から次へと『トラブルを逆手に取っていく』構成は見応えがあるなと感じました。永野さん演じる崎久保、道枝駿佑さん演じる本橋も、進藤キャスターに良い感じに振り回されていて良いですね。日曜劇場らしい緊迫感も保ちつつ、お仕事ドラマ的な自己成長の要素もあって、2話以降にも期待しています。

日曜劇場では『下町ロケット』や『VIVANT』など9作品に出演し、同枠との相性は抜群の阿部。『キャスター』はヒット作となるだろうか。とサイゾーウーマンは報じた。

日曜劇場『キャスター』初回視聴率14.2%! 永野芽郁は本当に「役に合っていない」のか?(2025/04/16 15:00)|サイゾーウーマン日曜劇場『キャスター』初回視聴率14.2%! 永野芽郁は本当に「役に合っていない」のか?(2025/04/16 15:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部