2025/4/17 15:22

評価は悪くないのに…『映画』311館で公開も、初登場9位、2週目以降は圏外「大コケ」

映画

主演のKoki,がプロモーションに奔走した映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』は、3月20日より全国311館という大規模での劇場公開がスタートしたが、興行収入ランキングで初登場9位、2週目以降は圏外となり、複数のメディアから「大コケ」「崖っぷち」などと報道されてしまったという。

苦戦の理由は、直近で『顔だけじゃ好きになりません』『お嬢と番犬くん』『山田くんとLv999の恋をする』といった、中高生向けの恋愛映画が立て続けに公開され「渋滞」していた影響もあると思われるが、さらに本作は「前後編」であり、完全に楽しむには2本分の鑑賞料金が必要となるため、お小遣いが限られている中高生にとってはよりハードルが高かったのかもしれないとのこと。

後編の『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日より公開となるが、4月18日からは劇場のほとんどのスクリーンを占める『名探偵コナン 隻眼の残像』が上映スタートし、これ以上の前編『Before』の伸びはほぼ見込めないという。原作の韓国発のWEBマンガは世界累計閲覧数が64億回を超える人気作だけに、この成績は関係者の期待を裏切る結果といえるという。

その一方で、作品評価は「映画.com」で3.3点、「Filmarks」では3.6点などと悪くはないし、Xでは大人からの「ちゃんとしている」といった称賛の声が相次いでいる様子。

残念ながら興行的には大苦戦となってしまった『女神降臨 Before 高校デビュー編』だが、内容は王道の胸キュン恋愛映画を主体にしつつ、ルッキズムの助長を徹底的に避け、1人の女の子の成長物語としてしっかり作り上げた良作だったと「サイゾーウーマン」が報じている。

Koki,『女神降臨』、『コナン』公開で興収崖っぷちも……ルッキズムを避けた「オタクが共感」できる良作だった!(2025/04/17 15:00)|サイゾーウーマンKoki,『女神降臨』、『コナン』公開で興収崖っぷちも……ルッキズムを避けた「オタクが共感」できる良作だった!(2025/04/17 15:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部