2025/4/18 09:04

代表作になるか『主演ドラマ』応援の声

dr.アシュラAmazon

4月16日に初回を迎えた松本若菜主演ドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)。こしのりょう氏による同名マンガ原作のため、“現実にはあり得ないファンタジー”を感じた人も少なくなかったようだが、主役の帝釈総合病院救急科のスーパー救命医・杏野朱羅を演じる松本に対しては応援の声が数多くあがっているようだ。

 シリアスな演技をすると硬さを感じる節のある松本だが、このドラマの番宣のために出演したバラエティ番組では、その気立ての良さを存分に発揮していたことが応援につながっているように思う。

たとえば4月7日放送の「FNSドラマ対抗お宝映像アワード2025春」(フジ系)では、「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(フジ系)で伊原六花とW主演するHey! Say! JUMPの伊野尾慧と2人で、「アシカショー」をジェスチャーで伝えなければいけない場面で、松本は即座に「アシカ役」を演じ、伊野尾はそのアシカにエサを与える「飼育員役」を演じることとなった。これを見ていたMCの設楽統が、「松本さんじゃなくて、伊野尾くんがアシカを演じれば良かったんじゃない?」と伊野尾に声をかけると、伊野尾は「自分がアシカを演じようと思ったらすでにアシカを演じている松本がいた」と説明していたから、SNS上では松本に対する判断力に称賛の声があがった。

 翌8日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は番宣出演ではなかったが、2022年放送のドラマ「やんごとなき一族」(フジ系)で演じた弟の嫁をいびる美保子役で見せた「変顔」が話題になったことが紹介され、黒柳徹子から「ちょっとその変顔、見せてくださる?」のムチャブリに「はい」と素直に応じる対応力を見せた。

 11日放送の「報道番組のように見えるコント番組」である「全力!脱力タイムス」(フジ系)では、お笑いトリオ・ハナコの岡部大と一緒に「笑いを獲りに行く姿勢」を見せた。番組コメンテーターの岸博幸氏が大切にしている126万円と鑑定された壺を、松本が岡部に渡すと見せかけて投げ捨て割ってしまい、弁償するため「一攫千金クイズ」に挑戦するというネタを岡部と熱演した。クイズに正解すると「ガンガンいくぞ!オラァァァーッ!」と大声で歓喜し、不正解で終了するとガックリうなだれ、温情で復活が決まると、こぶしを握り締めて立ち上がり「よっしゃぁぁぁぁっ!おいっ!岡部!ついてこぉぉい!しゃぁぁぁっ!」とドラマでは聞いたことがない雄叫びをあげて番組を盛り上げたため、ネット上で松本のノリの良さ、ふり幅の大きさは話題となった。

 2007年放送の「仮面ライダー電王」(テレ朝系)で主演の佐藤健の姉役としてデビューした松本。ところがその後、自称“暗黒期”に突入し、バイトで生計を立てながら役者業を続けていた苦労人であることは、すでに多くの人が知っていることだろう。下積み時代が長いことも松本に対する応援の声の大きさに影響していそうだが、「Dr.アシュラ」は松本の代表作になるか。とアサジョは報じた。

【Dr.アシュラ】松本若菜が他番組で見せた気立ての良さ+ドラマ初回=応援したくなる! – アサジョ【Dr.アシュラ】松本若菜が他番組で見せた気立ての良さ+ドラマ初回=応援したくなる! – アサジョ

編集者:いまトピ編集部