2年ぶり復帰、早くも限界説「プライドが高く、耳を貸さない」

2年ぶりに日本球界に復帰したサイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアーに、早くも限界説と不要論が飛び出している。4月6日の巨人戦(東京ドーム)に先発登板したが、巨人・岡本和真に4、5号と2本のソロ本塁打を浴びるなど、5回7安打5失点と炎上。今季三度目の登板でも結果を残せなかった。これで白星なしの2敗目だ。
今季は1998年以来のリーグ優勝と球団史上初の連続日本一を目指してバウアー再獲得に踏み切ったが、このままでは粗大ゴミと化す危険性が出てきている。スポーツ紙デスクが言う。
「バウアーの今季年俸は最大で600万ドル以上、9億円を超すといわれています。これはタイラー・オースティンの330万ドルをはるかにしのぐ額です。チームとしてバウアーには開幕から大車輪の活躍を期待していましたが、現状は課題だらけ。計算できないピッチャーに成り下がっている。高すぎる買い物です」
いったいなぜこんなことになっているのかといえば、
「春先ということもあるが、前回在籍した2シーズン前と比較して、フォーシームのスピードが平均で3、4キロは落ちている。昨年はメジャーリーグや日本プロ野球より格下のメキシコ・リーグでプレーし、手抜き状態でもバンバン勝てた経験が完全に裏目に出ているようです。球威が落ちた上、クイックも下手。変化球でかわすような投球が目立っており、このまま通用するとは思えない。投球の癖もバレている気がしますね」(球界OB)
本来なら三浦大輔監督や投手コーチと徹底的に話し合い、投球フォームや配球、癖の修整などに時間を割く必要があるが、
「プライドの高いバウアーは、なかなか耳を貸さない」(前出・スポーツ紙デスク)
さらに問題なのは、バウアーがDeNAでのプレーを腰掛け程度に考えていることだ。なにしろDeNA移籍が決まった3月初め、自らのXに〈メジャーなら0ドルでもプレーする〉と投稿して大炎上。過去に女性トラブルを起こしたバウアーを嫌悪するチームは多いが、本人はヤンキースのように先発投手不足に悩むチームや、低迷する球団から声がかかってほしいと思っているのだ。
「日本でのプレーは、そのための調整程度にしか考えていない。もし声がかかったら、緊急帰国という強硬手段に出るかもしれない。これまでも様々なトラブルを巻き起こした男だけに…」(前出・球界OB)
9億円も使えるならバウアー獲得以外の選択肢はなかったのか…そんな声が聞こえてくるのであるとアサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部