再結成は立ち消えか「過去映像・楽曲もお蔵入りの可能性」

芸能界引退の元『SMAP』リーダー・中居正広氏が起こした一連の女性トラブルを巡るフジテレビ第三者委員会の調査報告書は今後、各方面に影響を及ぼすだろう。
とりわけ、事態が重くみられているのは同局の女性アナウンサー(当時)に対する中居氏の行為を第三者委が「業務の延長線上の性暴力」と認定したことだ。
「中居氏の女性トラブルが性的強要ではなく性暴力と認定されたことで、中居氏個人だけでなくSMAPのテレビ映像や楽曲までお蔵入りする恐れが出てきた」(芸能ライター)
SMAPは1988年結成、’91年にCDデビュー。メンバーは中居氏、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、森且行(’96年脱退)だ。
「SMAPの楽曲といえば、ミリオンセラーを記録した『夜空ノムコウ』『らいおんハート』『世界に一つだけの花』など、当時を知る人ならば誰もが歌える名曲揃い。とりわけ、『世界に―』は累計売上枚数314万枚のトリプルミリオンを達成している」(同)
NHK紅白歌合戦には23回出場し、通算6回の大トリを務めている。フジテレビでは’96年から’16年までバラエティー番組『SMAP×SMAP』が放送された。
「全盛期には視聴率30%超を叩き出し、常時20%以上を記録する、文字通りフジテレビの看板番組でした」(同)
’16年末、SMAPは解散。同時に『SMAP×SMAP』も終了した。
「女性トラブルが発覚する昨年末までは、SMAPが’26年にデビュー35周年を迎えることから、水面下で再結成の動きがありました。それが年明けに一転、再結成の話は完全に立ち消えに。SMAPはリーダーの中居氏抜きには成り立たない。今後、テレビ局はSMAPの映像、歌は扱いにくいでしょう」(同)
SMAP伝説は夜空の向こうへと消えたのだろうか、と週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部