2025/4/25 11:04

凄まじい演技力「視聴者の心を掴んでいる」騒然となった

びっくり

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演中の俳優・生田斗真が、回を追うごとに「怖すぎる」と話題になっている。

 今回の大河は、「江戸のメディア王」と呼ばれた蔦屋重三郎の生涯を描く作品。吉原など市中での蔦重の活躍と並行して、田沼意次をはじめとした徳川幕府内の政権争いも描かれているのが特徴だ。

生田が演じているのは、「御三卿」のひとつ・一橋徳川家の当主である一橋治済(はるさだ)。第2回で、御三卿や老中たちが集まる宴席に登場し、以降、物語の政権パートにおいて不気味な存在感を放ち続けている。

 この治済という人物について、NHKの公式サイトでは「次々と将軍後継者が早世する中、最後に残った治済の息子・家斉が十一代将軍となり、治済は“将軍の父”としてすべての富と権力を得るようになる」と紹介されている。そして実際に、物語では彼の周囲で不穏な死が続く。

4月13日放送の第15回では、次期将軍と目されていた徳川家基が急死し、その死因を探っていた老中首座・松平武元(石坂浩二)も謎の死を遂げる。そこには傀儡人形が現れ、治済が不敵な笑みを浮かべながらそれを操るという不気味な演出が挟まれた。

 さらに、4月20日放送の第16回では平賀源内(安田顕)の獄中死を蔦重が知る場面の直後、「薩摩の芋はうまいのう」と満面の笑みで芋を頬張る治済の姿が映し出される。あまりに絶妙なタイミングで、視聴者の間では「これはもう“黒幕感”がすごい」と騒然となった。

 これらのシーンに共通しているのは、“治済こそが事件の首謀者なのでは”と匂わせる演出だ。ある芸能関係者はこう話す。

「セリフがほとんどないにもかかわらず、生田さんの不敵な笑みが“怖すぎる”と評判なんです。笑顔の裏にある腹黒さがにじみ出るような表情の演技で、視聴者を引き込んでいます」

 もともとジャニーズ在籍時から演技力には定評があり、独立の際も「生田なら役者としてやっていける」と太鼓判を押されていた逸材だ。

「これから物語は蔦重の活躍とともに、徳川政権の大きな転換期へと突入していきます。その中心にいるのが生田さん演じる治済で、今後さらに出番も増えていくでしょう」(前出・芸能関係者)

 セリフに頼らず、不敵な笑みと視線だけで物語に“闇”をもたらす生田。今、大河の中で最も“存在が怖い男”として、静かに視聴者の心を掴んでいる。とアサジョは報じた。

【べらぼう】セリフはほとんどないのに「怖い」と言われる大河での生田斗真の絶妙な演技力 – アサジョ【べらぼう】セリフはほとんどないのに「怖い」と言われる大河での生田斗真の絶妙な演技力 – アサジョ

編集者:いまトピ編集部