くるま、契約終了になった経緯
お笑いコンビ・令和ロマン（髙比良くるま・松井ケムリ）が、28日に自身らのYouTubeチャンネル『official令和ロマン』を更新。2か月ぶりとなる芸能活動再開と、吉本興行との契約解消の経緯を明かした。
■くるま、吉本興行を退所
吉本興行は28日、公式サイトで「令和ロマン 髙比良くるま 契約終了のご報告」と告知。「弊社所属 令和ロマン 髙比良くるまについて、双方合意の上、2025年4月28日付をもってマネジメント契約を終了しましたのでご報告します」と発表し、相方の松井ケムリについては引き続き会社所属を続けると伝えた。
同日夜、令和ロマンの2人はYouTubeに「令和ロマンから皆様へ」と題した動画を投稿。くるまの約2か月ぶりとなる芸能活動復帰と共に、吉本興行を退所した経緯について語った。
■改めて関係者に謝罪
動画冒頭にて、ケムリは「おかえり、おかえり。無理しないで。俺は本当に久しぶり、さっき2か月ぶりに会った」と、久々の再会を喜んだ。
続けてくるまは「2か月ほど前にですね、謝罪動画を上げさせていただきまして。ちょっと活動を自粛してたんですけど、本日この動画を持って復帰ということになります」と報告。
番組の差し替えやライブのキャンセル、YouTube活動にも支障が出たことに触れ「各関係者の皆様、そして見ていただいてる方、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした」と、改めて謝罪した。
■退所までの経緯
吉本興行と契約終了について、くるまは「経緯を言いますと、先日ね、吉本にちょっと呼ばれまして、多分復帰に向けた話し合いですみたいなね、マネージャーの方に言われまして」と語る。
IDカードを何重にも通さないと入れない本社ビルの奥で、何名かの「偉い人」が鎮座。当初は「元気かー」と和やかに挨拶を交わしていたものの、2月にYouTubeにアップした、オンラインカジノに関する謝罪動画について切り出され「会社としての信頼関係が壊れてしまった」と、話は一気にくるまの契約解消の方向へ。
■「くるまは契約解消」事務所側の意志は固かった
くるまは「すいませんでした、ご迷惑をおかけして。これから一所懸命頑張ります」と改めて謝罪したそうだが、「偉い人」からは「頑張るにしても1人でやったほうがええと思います」とあしらわれたそう。
対話は一時間ほど続き「説教じゃなくって、割とそっち（退所）の方向で固まってるよって、大人の怒り方ですよってのが判明しまして」と、この時点で吉本興行側の意志は固かったという。
■“コンビ活動のため”の選択
このためくるまは、自身が粘ることで相方のケムリに迷惑がかかることを懸念。
「じゃあわかりましたって言えば（吉本との）関係は解消するけど、コンビ活動には戻れるわけだから。どっちかって言ったらそっちを優先したほうがいいっていう話になって、先日本社のほうでちゃんと（契約解消の）サインしてきたんですけど、携帯を解約する時より簡単でした」と、コンビ活動を優先するために契約解消を選んだという。
■今後は今まで通り？
今後については「コンビでYouTubeもやっていいらしいですし、ラジオとかも大丈夫ですし、ライブを自分で打ったりとかもできるから、M-1ツアーとかそういうライブとかも出れそう」と、ほぼ今まで通りの活動ができると語るくるま。
一方ケムリは、「他事務所の人だよね？ なんか不思議な気持ち。本当に俺はそう思ってるんだけど、一番わかりやすいのがキングコングさん状態だよね」と、まだ慣れていない様子。
最後に2人は「これから様々な活動を再開していくんで、是非見ていただけたらと思います」と頭を下げたと、Sirabeeは報じた。
編集者：いまトピ編集部
