創業55年目、全国に210店舗『チェーン店』年間120万食、売り上げも約1.4倍増

創業55年を迎える老舗喫茶店「珈琲館」。ここ最近は業績が上り調子で、パンケーキに力を入れているとか。実際に食べてきました!
全国に210店舗(2025年2月末時点)を展開する喫茶店チェーン「珈琲館」。カフェ・ベローチェ、カフェ・ド・クリエなどを運営するC-Unitedが持つカフェブランドのひとつです。
1970年4月に1号店を東京神田の神保町にオープンした珈琲館は、2025年4月に創業55年を迎えた老舗チェーン。20年以上も営業している店舗が約7割だとか。
21年7月にグランドメニューを大幅リニューアルし、かねてより人気だったホットケーキもテコ入れしたところ、年間で120万食を販売する人気ナンバーワンスイーツになったそう。
売り上げも約1.4倍増(19年度と23年度比較)と、創業55年目にしてまだまだ成長中です。
珈琲館にやってきました。
筆者が珈琲館を利用するのは十年以上ぶりですが、店内のムードが当時とだいぶ違う印象を受けます。重厚感とカジュアルさがちょうどよい感じ。
珈琲館のホットケーキは、銅板で一枚一枚手焼きしているんだそう。美しいきつね色に仕上がるのは銅板のおかげで、確かに、メニュー写真のホットケーキはどれも見事な色づきです。
季節限定として、ド派手でテンション高めな見た目のホットケーキも!
この南国感、90年代コギャルブームが思い出されます。老舗の喫茶店らしからぬ、渋谷なテンションが気になるので、今回はこちらを実食してみます。
「アップルマンゴー&レアチーズクリームのホットケーキ」は1,530円と、正直食べる前は「良いお値段するなあ」と渋っていましたが、食べたら納得!
南国ムードの色合いで、見た目にもパワーチャージができて、むしろお値段以上の満足度でした。
筆者のイメージにある珈琲館は硬派で、「アップルマンゴー&レアチーズクリームのホットケーキ」のテンションの高さは意外ではあるものの、味わいは間違いないクオリティ。売上高が伸びているのも、納得です。
今回はホットケーキ2段で豪快にいきましたが、1段(1,230円)タイプもあるので、また食べに行ってしまいそうですと「スーパーマーケットファン」は報じている。
編集者:いまトピ編集部