2025/5/9 17:18

『バス旅』いよいよ存続困難に

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太川陽介と蛭子能収が開始し、テレビ東京の旅番組の看板になった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。今もルールを変えて、対決方式で3つの旅を太川が行っているという。

「元祖バス旅」は田中要次と羽田圭介に受け継がれ、さらに女性だけの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」として続いているといい、バス旅の人気は今も高いが、今後、続けていくことは困難になりそうだとのこと。

それが明らかになったのが、太川が自身のYouTubeチャンネルで行っている「シン・バス旅」。これは太川がルールを決めたもので、「舞台はひとつの都道府県」「スタートとゴールになる市町村は、くじ引きで決定」「スタートとゴール地点は役所」「タクシー利用はなし。バスがなければ歩く」と、テレビ版のルールとは異なっているという。くじ引きでスタートとゴールを決めることで、ルートは運で決まるため、乗り継ぎが難しいことがあるようだ。

長野県を舞台にした「シン・バス旅」はまさにそれで、スタート直後にバスを乗り過ごしてしまうと、次のバスが来るのは4時間後。ゴールは無理だと判断した太川は、開始24分でギブアップ宣言をしてしまったという。

結局、他のルートを探って旅を続けることになるが、行く先々のバス停で、次のバスまで数時間待ちという事態が繰り返される事態に。なぜこんなことになるのか。

「テレビのバス旅は、スタートから24分後に終了してしまっては番組にならないので、バスがつながるかどうか、繋がらないとしても歩いて進めるのか、しっかり事前リサーチしてからスタートとゴールを決定します。ところが『シン・バス旅』はくじ引きで決定するので、まったく繋がらない事態になってしまうんです」(テレビ誌ライター)

バスが繋がらないのは「シン・バス旅」の問題にとどまらないと、このテレビ誌ライターは指摘。

「バス旅は昔から『えっ、バスがない!?』がお約束ですが、その状況は年々、悪化しています。バス運転手が不足しているため、運休や減便が相次いでいることが原因ですね。この状況は良くなるどころか、さらに悪化することがわかっているので、バス旅はより難しくなるでしょう。テレビ版もちゃんとしたルートを設定できなくなる可能性はあります」

旅を続けるためにタクシー代を増やすなどの、裏技が必要になるかもしれないという。それでもなんとか続けてほしいものだがと「アサ芸プラス」が報じている。

太川陽介が証明「バス旅番組」存続がいよいよ困難になった「限界路線」深刻事情 | アサ芸プラス太川陽介が証明「バス旅番組」存続がいよいよ困難になった「限界路線」深刻事情 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部