藤川球児監督、アクシデントを示唆

甲子園球場で5月11日に行われた阪神―中日戦。阪神は2戦連続の完封勝ちを決め、これでリーグ最速の20勝。貯金は今季最多タイの6として首位をキープした。
初回、2アウトランナー一塁から、佐藤輝明のタイムリー二塁打で先制に成功。投手の方はドラ1ルーキー・伊原陵人が6回途中無失点で好投し、その後、湯浅京己、及川雅貴、石井大智、岩崎優が無失点リレーで初回の1点を守り切った。
一時は開幕5戦ホーム未勝利と苦戦したものの、5月に入って5試合で4勝1敗と勢いに乗ってきた阪神だが、この日の試合で阪神ファンが心配しているのが、6回の守備から小幡竜平が途中交代したことだ。
小幡は4月20日から遊撃手でスタメン出場を続け、この日も2打数2安打。5月に入ってからは9試合で32打数11安打、打率3割3分4厘と好調だっただけに、途中交代はファンにとって不可解に映った。
藤川球児監督は試合終了後、小幡の途中交代について問われ「本人と話せていないので、トレーナーから何かあるかもしれない」とアクシデントを示唆。また小幡も「僕から言えることはないです。(明日以降は)なんともいえないです」と多くを語らず、12日は甲子園での全体練習を欠席。結局、球団からは「左下肢の張り」と発表された。
4月19日の広島戦(甲子園球場)で3失策の木浪に代わって遊撃スタメンに名を連ね、打撃の調子を上げてきた中でのアクシデント。それだけに阪神ファンからは、「去年もこんな感じやったよなぁ」「ポテンシャルあってもケガに弱い選手はいつまで経ってもレギュラーにはなれない」「運がないというか、連続して試合に出るだけの身体の強さがないのか」など、嘆く声が相次いでいると、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部