2025/5/13 09:44

坂本勇人「事実上の強制引退」追い込まれるか

疲労

これはデジャブか。巨人・坂本勇人の今季が、原辰徳前監督の現役ラストイヤーとダブると、もっぱらだ。

今季は三塁手として開幕スタメンを迎えたが、打率1割台前半に低迷し、4月15日には出場選手登録を抹消された。

その後、5月7日に左肘靭帯損傷で全治3カ月の長期離脱した岡本和真に代わって緊急昇格し、4試合連続でスタメンに名を連ねていたが、14打数2安打とバットは湿ったまま。本来の打撃といえば、再昇格の初戦で左翼線に決勝の二塁打を放った1本のみで、目立った活躍はしていない。再び2軍再調整の見込みだ。

この現状に、古くから坂本を取材するマスコミ関係者は、次のように話す。

「原(辰徳)さんのラストイヤーとダブって仕方がない。原さんが引退したのは1995年ですが、その年は故障や新戦力台頭などで出番が激減し、2軍落ちも経験している。あの時と状況は酷似しています。このままだと、現役続行はヤバイかもしれませんね」

巨人のスター選手には古くから「不文律」があるといわれている。スポーツ紙ベテラン記者は、

「原さんが引退セレモニーで言った『巨人軍の4番打者には何人も侵すことができない聖域がある』が象徴していますよ。巨人の生え抜きスター選手はボロボロになってプレーをすることは許されず、潔さが求められる。原さんは引退の年、84試合で打率2割3分6厘、4本塁打、22打点の成績でしたが、口うるさいOBからは『晩節を汚す。引退が1年遅かった』との声が出たほどですからね。今季の坂本はその数字を下回る可能性があり、事実上の強制引退に追い込まれるかもしれない」

球団側の意向を無視して、現役続行のため他球団に移籍する手もある。だがこれにも、

「球団側の意向を無視して巨人を出ていけば、指導者として巨人のユニフォームを着る道が絶たれる可能性もあります」(前出・ベテラン記者)

若大将と呼ばれた時期もあった坂本が、元祖・若大将の原氏と同じ道を辿ることになるのかとアサ芸プラスは報じている。

また2軍調整へ…巨人・坂本勇人が「原辰徳の現役最終年とダブる」スター選手の「不文律」問題 | アサ芸プラスまた2軍調整へ…巨人・坂本勇人が「原辰徳の現役最終年とダブる」スター選手の「不文律」問題 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部