2025/5/14 15:39

『映画』公開5日間で観客動員数24万1964人、興行収入3億1389万5710円を記録「子ども向け映画にしてはなかなかダークな“負の感情”も…」

映画

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、5月2~4日)で、アニメーション作品『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)がV3を達成したが、今回の全国週末興行成績ランキングでは、3位に米のアクションエンタテインメント『サンダーボルツ*』(5月2日公開)、5位に3DCGアニメ『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(5月1日公開)、6位にSTARTO ENTERTAINMENTのアイドルグループ・WEST.のメンバー7人全員で主演を務める『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』(5月2日公開)が初登場。

ギンビス社の動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」を映画化した『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』は、おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランドを舞台に、かわいいだけが取り柄で戦闘力ゼロのスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」たちが凶悪な「わたあめ軍団」と戦う――という内容だという。

らいおんくん役で松田元太(Travis Japan)、ぞうくん役で水上恒司、映画オリジナルキャラクター・ぺがさすちゃん役で髙石あかり、人間の女の子・ペロ役で大野りりあな、マッカロン教授役で大塚明夫、わたあめのゴッチャン役で関智一、キングゴットン役で大塚芳忠ら、他にも豪華キャストが声優起用されているといい、全国339スクリーンと大規模で封切られたことを踏まえると、5位発進はまずまずといったところかもしれないが、ネット上には「おふざけ感もありつつ真面目な部分もあって面白い」「いろんなメーカーのお菓子のキャラクターがゲスト出演しててびっくり!」との声が寄せられているとのこと。

「テレビシリーズが展開していない日本のアニメ映画で、公開5日間で観客動員数24万1964人、興行収入3億1389万5710円を記録したのは、なかなかの好スタートでは。 “お菓子”を元にしたオリジナル作で、公式サイトのキャッチコピーにある通り『まさかの映画化!』に驚いた方も多いでしょうが、『たべっ子どうぶつ』はこれまでパズルゲーム化やコラボ企画が実施されるほどの人気コンテンツなので、ファンの動員も十分に見込めていたのでしょう」(映画ライターのヒナタカ氏)

今作はレビューサイト「Filmarks」で3.8点、「映画.com」では4.0点と好評で、「王道のアクションアドベンチャーであるものの、子ども向け映画にしてはなかなかダークな“負の感情”も描いており、大人も存分に楽しめる内容になっていた」(同)という。

「海外作品にも引けを取らない、『どうぶつたちのモフモフ感』を重視した3DCGのクオリティーや、松田を筆頭とする豪華なキャスト陣が、劇中に“アイドル”として登場するたべっ子どうぶつのキャラクターたちにハマっていることも称賛されています」(同)

また、今回のランキングでは『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(3月7日公開)と『ウィキッド ふたりの魔女』(同)がともに上映開始から9週目を迎えて9、10位まで順位を下げたが、7週目の『教皇選挙』(3月20日公開)は前週9位から8位に上昇していると「サイゾーウーマン」が報じている。

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編集者:いまトピ編集部