松井秀喜(50)決断か

巨人が東京・築地への本拠地移転に合わせて進めてきた「松井秀喜監督」が、2027年誕生に前倒しされる可能性が高まった。“逡巡”ゴジラのハートを射抜いたのが、佐々木麟太郎(米スタンフォード大)のドラフト強行指名だ。
巨人の至宝・松井秀喜氏(ヤンキースGM特別アドバイザー)がGWの大型連休で一時帰国し、「ゴジラが次期巨人監督就任を決断した」との情報が流れている。
今回の帰国は、巨人の新ファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」のイースタン・リーグで始球式(5月7日)を務めるためだが、恩師である長嶋茂雄氏への定期的なお見舞いと近況報告も大きい。
セレモニアルピッチを務めた新球場には、松井氏が長嶋氏とのマンツーマン特訓の素振りで擦り切れた畳が展示され、取材陣にスイングを披露。
当時を思い出し、「ドラフトでくじを引いてもらったときから、愛情を注いで導いてくださった。一番の『師』。長嶋さんが元気なうちに、自分の元気な姿を見せたいなという気持ちはある」と、秘めた思いを語ったという。
かくの如く、ここに来て松井氏の周辺が騒がしくなっている。
巨人の監督就任に“前向き”と受け取れる言動が目につくからだ。松井氏と共に長嶋巨人を支えたOBが、こう解説する。
「メジャー移籍の際に確執があったとされる渡邉恒雄・元オーナーが昨年12月に死去し、長嶋さんの健康問題も依然として微妙で、グループ全体で松井監督擁立論が高まっている。受け入れの環境が整って、松井氏もついに腹を決めた、ということでしょう」
これまで要請を固辞し続けた松井氏を、巨人はいかにして口説き落としたのか。
キーワードは「シン・ゴジラの“育成”」。かつて長嶋氏が松井氏を心血を注いで球界を代表する4番打者に育てたように、今度は指揮官として「シン・ゴジラ」を育てる番。そんなミスターの願いが松井氏の琴線に触れたという。
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編集者:いまトピ編集部