【節約】冷房とドライ、どっちがいいのか「電気代に差が…」意外と知らない“使い分け“のコツ

きょう21日も各地で気温が上がり、かなりの暑さとなっている。
梅雨を迎えて蒸し暑くなるのを前に、業務エアコンのプロ・えん専務が20日、公式Xを更新。湿気の多い時期に気になるエアコンの「冷房」と「ドライ」の使い分けについて呼びかけている。
■気になる電気代は…
きのう20日に続き、きょう21日も各地で気温が上昇し、30℃を超えて真夏並みの暑さとなる地点も。一方で、大雨が降ることが予想される地域もあり、前日よりも湿度が高いために熱中症には注意が必要となる。
エアコンには「冷房」のほかに、除湿をする「ドライ」の機能もある。
えん専務は、「『冷房とドライはどうやって使い分ければいいの?』よく聞かれます」と切り出すと、「『温度が高いなら冷房。湿度が高いならドライ。状況や使う目的で変わります』」と説明。
さらに「『電気代はどっちが安いの?』とさらにツッコんだ質問」として、「ドライは弱冷房除湿と再熱除湿の2種類あります。電気代は、再熱除湿>冷房>弱冷房除湿」と解説している。
■基本的には同じ
パナソニックの公式サイトによると、エアコンの「冷房」と「ドライ(弱冷房除湿)」はどちらも基本的には仕組みが同じで、取り込んだ空気を冷やして水分を結露で水にして室外に放出する。
冷房機能は、設定された温度まで室温を冷やすように運転するが、弱冷房除湿は湿度が目標の値になるまで冷房の弱運転を行う。この2つで消費電力にはそれほどの差はないとのこと。気温が高くて暑いと感じるときには冷房、湿度が高くジメジメしているときは弱冷房除湿と使い分けるとよいと、Sirabeeは報じた。
編集者:いまトピ編集部