『バス旅』66歳とは思えない
2007年から18年にわたり「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)と、対決方式のバス旅を続けている太川陽介には、長年の経験から生み出した「秘密兵器」がある。ルーペはその筆頭で、バスの中で地図を読むのに使われている。ライトが付いているので、暗くなっても安心だ。他にも冷感効果があるネックスカーフや、メーカーで採寸して作ってもらったスニーカーなど、過酷な旅を支えるアイテムを活用している。
太川のYouTubeチャンネルで配信されている「シン・バス旅」の埼玉回で、そこに「新たなもの」が加わった。深谷市の病院でバスを待っていた太川は時刻表に「運賃の支払いは現金もしくはPayPayで」という注意書きを発見する。すると太川はさっそく、PayPay払いにチャレンジ。
「初めて見たよ。バスPayPayは」
驚きながらもスマホを取り出し、QRコードを慣れた手つきで読み取った。チャンネルスタッフもPayPayを使っていることには驚いたようで、よく使っているのかと問いかけると、
「PayPay使うよ」
サラリとそう答えたのだった。しかし不満もあるそうで、
「コンビニで並んでいる時、めちゃめちゃ不便じゃない? すぐ画面消えるじゃん。節電モードになってるの? (消えないように)こうやって画面を押してキープしてないといけない。それが面倒くさい」
完全に使いこなせてはいない様子だ。そんな不満を力説していると、乗る予定の路線バスがやってきて、あわや見過ごしそうになった。
とはいえ、バス運賃の支払いはスムーズに済ませ、66歳とは思えないIT系スキルを見せつけた。何にでもチャレンジしてみる精神的な若々しさが、「バス旅のプロ」を支えているのかもしれないとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部