2025/5/26 17:17

【倒産】過去最多を発表も、『格安チェーン』は増加・拡大「上質なお肉か」

絶望

株式会社帝国データバンクが2025年5月に発表した「ステーキ店」の倒産発生状況によると、24年は過去最多を記録したとのこと。そんな中で、近年店舗数を伸ばしているステーキ店もあります。 それら注目ステーキ店の実食記事をまとめました。

株式会社OICグループの子会社である、株式会社ロピアが運営するスーパーマーケットチェーン「食生活♥♥ロピア」。昨年の11月23日、国内100店舗目となる屯田店を北海道北区にオープンしたことが話題を集めた同チェーンですが、店舗数は現在国内113店舗、海外6店舗(公式サイトによる)まで成長。消費者から獲得した大きな人気を背景に、急速に拡大しています。

 そんな「ロピア」の魅力の一つが販売されるお肉のクオリティ。神奈川県藤沢市の精肉店「タカラヤ」を発祥とする同チェーンは、精肉コーナーで販売される、あるいは惣菜に使用されるお肉の質が良いことで知られています。

 そうした肉の質を活かすためか、OICグループの子会社の一つである株式会社eatopiaは、「THE BIFTEKI」という格安ステーキ店を2023年11月に神奈川県川崎市に出店。現在では3店舗まで拡大しているようです。

※2025年4月15日時点の情報です。

 「同じグループってことは、『ロピア』と同じくクオリティが高いお肉が使われているのかな? 絶対おいしい気がする……!」と興味を抱いた筆者は、同チェーンの店舗を訪れ、その実力を確かめてみることにしました。この「THE BIFTEKI」は、現在東京都に2店舗、神奈川県に1店舗展開されています。

 公式サイトによれば、「日常的にはなかなか食べることのできない上質なビフテキを“もっと気軽で・もっと身近に”する」というコンセプトを掲げ、働き盛りの男性や、育ち盛りの子どもを応援するために誕生した店とのこと。

 今回は1号店であるある川崎砂子店を友人とともに訪れました。店内はこうしたファストフード的な店舗にしては比較的ゆったりとしたスペースで、落ち着いて食べられるイメージ。

 メニューを見ると、最安は1,089円(税込み、以下同)の「スマッシュバーグ定食」。200gのハンバーグにライスとスープがついています。

 今回は、フラッグシップメニューと思われる「熟成ビフテキ定食」のうち、肉の量が240gのL(1,639円)をオーダー。友人は同じメニューで、肉の量が180gのM(1419円)を注文していました。実食すると、赤身肉の味は、しっかりと肉そのもののおいしさがあり、値段を考えれば十二分に上質なお肉だといえるのではないでしょうか。

 卓上調味料では塩と胡椒のほか、オリジナルステーキソース、からし、タバスコの5種類が置かれていたので、それらを試してみました。

 ご飯が進むのは甘口のステーキソースで、一番相性が良いように感じます。ただ、同行した友人は「このステーキソースはちょっと甘すぎるかも……」とシンプルに塩と胡椒で食べていたので、人によって好みが分かれる味かも知れません。掲げたコンセプト通り、気軽な値段でがっつりとステーキを楽しむことができた「THE BIFTEKI」。

 パイオニアである「いきなり! ステーキ」のフォロワーが多く誕生し、レッドオーシャンと化している格安ステーキチェーンですが、その中でも十分に存在感を放つことができる実力があるように感じました。

 これからも食べて応援を……と言いたいところですが、さすがに筆者の住んでいる埼玉県北部からはどの店舗も遠すぎるのがネック。筆者を含めた多くの人が気軽、かつ身近にその味にアクセスできるよう、「ロピア」と同じように精力的に店舗数の拡大してくれることを、期待したいと思います!と、スーパーマーケットファンが報じた。

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編集者:いまトピ編集部