2025/5/27 13:47

大コケ『映画』興行収入4億480万円、観客動員数30万人、制作費は推定15~20億円「近年屈指の赤字案件になる可能性」

映画館

永野芽郁と大泉洋のW主演映画『かくかくしかじか』について、興行通信社の発表によると、公開2週目の成績は前週から1ランクダウンの5位に。累計は興行収入4億480万円、観客動員数30万人。最終興収10億円へ向けて順調に推移しているようだというが…

「今回の成績が好調だとするメディアもありますが、300館以上の大規模公開で4億円は大コケ。空席が目立っており、映画館は上映本数をさらに減らすと予想できる。2週目の成績は、土日2日間比較だと-20%。上映本数が減ると、ますます数字は伸びません」(映画好きのライター)

ひとまずの目標は興収10億円のようだが、10億円ラインを目指す作品は、2週時点で5億~6億円超えが必要となるとのこと。

「『かくかくしかじか』は初週3日間で1.7億円だったので、2週目は約2.3億円という計算になる。一般的に映画は公開初週がピークで、その後はゆるやかに数字が下がっていく。
通常の下落カーブに沿って計算するならば、5週目以降の最終興収は6.5~7.5億円前後が妥当でしょう。アニメ映画のように、特典や舞台挨拶ライブビューイングなどの販促も見当たらず、動員回復の起爆剤もありません」(同)

『かくかくしかじか』の制作費は推定15~20億円と言われており、損益分岐点は興収ベースで約50~60億円ほど。このままいけば大赤字が確定してしまうようだ。

「損失を回収するには、地上波放映権やストリーミングサービスでの配信、海外セールス、Blu-ray/DVDの発売などがあるでしょう。
しかし、ここ最近は映像ストリーミングサービスの配信契約も成果連動型にシフトしているため、視聴数が伸びないと損失を回収できません」(同)

このままだと『かくかくしかじか』は、『リボルバー・リリー』や実写版『耳をすませば』と並び、近年屈指の赤字案件になる可能性が高いと「週刊実話WEB」が報じている。

永野芽郁『かくかくしかじか』公開2週目で4億円 近年屈指の赤字案件に?/サマリー|週刊実話WEB永野芽郁『かくかくしかじか』公開2週目で4億円 近年屈指の赤字案件に?/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部