鈴木誠也(30)トレードか

現地時間5月23日のレッズ対カブス戦で、ちょっとした異変が起きた。
試合前のスターティングメンバーが発表された際、スタンドのファンがざわついたのだ。
「3試合連続で鈴木誠也(30)が3番・ライトで先発出場しました」(現地記者)
昨季終盤から鈴木はDH(指名打者)に回されている。
このところ本職のライトだけでなくレフトの守備にも就いているが、観客がざわついたのは鈴木の“守備難”のイメージがファンに浸透してしまっているということだろう。
「データ上では、強肩だが守備範囲の狭い外野手となっています。打撃成績は今年もまずまずですが」(同)
そんな鈴木にトレード説が再燃している。
カブスは今永昇太の負傷もあって、投手不足に陥っている。
その一方で、ジャイアンツ、オリオールズなどは打線低迷で苦しんでおり、鈴木と先発タイプの投手との交換トレードの商談が進められているという。
「スポーツイラストレイテッド誌など複数の米メディアが『トレード説の再燃』を報じています。ジャイアンツは今季不振ですが、実績もある先発のジョーダン・ヒックスを交換要員に挙げ、野手に余裕のあるチームに話を持ち掛けている、との情報も」(同)
また、米メディアが「トレードは必須」と報じているのが、菅野智之(35)のいるオリオールズだ。
オリオールズはオフの投手補強に失敗し、ア・リーグ東地区の最下位に沈んでいる。
来季以降を見据え、主力級の選手を放出して、有望な若手をもらう“入れ替えトレード”が急がれるが、他球団が「欲しい」と思える選手はごくわずか。
そこで米メディアが放出の一番手に挙げているのが、菅野なのだ。
「菅野はチームの勝ち頭ですが、契約の際、35歳の年齢がネックになって、トレード拒否の条項を付けられませんでした」(スポーツ紙記者)
鈴木はトレード拒否条項を得ているが、代理人のジョエル・ウルフ氏が昨年12月、「鈴木がDHに回ると分かっていたら、カブスとは契約しなかった」ともぶちまけている。
トレードにも応じる様子であり、打線強化が必須のオリオールズと先発投手が欲しいカブスの間では「利害関係が一致している」というわけだ。
鈴木と菅野が…。MLBでの日本人選手同士のトレードは前代未聞。2人はMLB夏の主役となる?と週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部