佐々木麟太郎(20)に白羽の矢か

侍ジャパンで一大プロジェクトが進行中だ。
来年3月、第6回WBCが開催される。前回大会では日系アメリカ人のラーズ・ヌートバーもメンバー選出され、人気を博した。
「大谷翔平をはじめ、日本人メジャーリーガーを招集できたことも勝因です。2026年大会でも招集し、ヌートバーのような選手を選ぶ予定でいるという」(野球ライター)
メンバー選出に関する修正も行われていた。
巨人・岡本和真、ソフトバンク・柳田悠岐、ヤクルト・村上宗隆など、一発の脅威を秘めた長距離打者タイプの選手が次々と負傷し、レッドソックスの吉田正尚も右肩の回復が遅れているのか、5月下旬に負傷者リスト入りした。
こうした状況の中、米国在住の日本人選手の選出方法が変わってきた。
現在、スタンフォード大学に留学中の佐々木麟太郎も候補者リストに浮上してきたのだ。
「国際大会でも本塁打が期待できる日本人選手は数える程度しかいません。彼を選ぶことが可能なのかどうかも含め、調査中だと聞いています」(同)
佐々木の破壊力は、’23年夏の甲子園大会でも証明済み。本塁打こそ出なかったが、3回戦で放った中前打は200キロを超す打球速度を記録。
NPBスカウトは、佐々木が記録した高校通算140本塁打以上の衝撃を受けたとされ、留学先の同大学が所属するアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC=米国大学体育連盟)でも今シーズン7本塁打、41打点と活躍した。
“将来の日本人メジャーリーガー”として、WBCは最高のお披露目の場となりそうだが、大会はプロのステージでもある。
多くの企業が広告出資もし、優勝チームをはじめとする上位進出国には賞金も贈られる。
「企業広告の付いたユニホーム」を着せることにACCやスタンフォード大学がどんな反応を見せるのか、この点については関係者たちも悲観的になっていた。
「国内の大学生をトップチームに招集した前例はあります。ドラフト会議で1位指名される大学生は、技術的にはプロと大差はありません。実現するかどうかは、佐々木自身の意向も影響してくると思います」(同)
また、密かに内定が出ているのがエンゼルスの菊池雄星。
実現すれば大谷と合わせて花巻東高の先輩後輩コンビとなるが…。
佐々木のほかに長距離打者はいないのか。
日本ハム・清宮幸太郎の奮起にも期待したいと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部