『ラヴィット!』で発表
単独アリーナツアーを行うほど人気のあるジュニアの各グループを差し置いて、関西ジュニアがゴリ推しされている。
その裏に見え隠れするのは、プロデューサーである『SUPER EIGHT』大倉忠義の意向だ。
大倉は2018年頃から、自身のグループで活動する傍ら、関西ジュニアのプロデュースも開始。『なにわ男子』『Aぇ!group』はデビューまで漕ぎ着け、特に『なにわ男子』は事務所でも人気上位の売れっ子に押し上げた。
昨年にタレント育成の個人会社を設立し、5月からSTARTO ENTERTAINMENTと業務提携を行うと発表。これで、関西ジュニアだけでなく、東京のジュニアも大倉の管轄となった。
その東京ジュニアは2月、これまで存在していた人気3組が解体され『ACEes』『KEY TO LIT』『B&ZAI』の3組に再編されている。
ファンの間で未だに反対の声が強く、事務所への不信感も高まっているため、大倉のプロデューサー就任はジュニアファンからも歓迎された。
しかし、早くも東京ジュニアは割を食っている形だ。
というのも、関西ジュニアの7人組グループ『AmBitious』が、東京の人気ジュニアのグループを差し置いて、全国ホールツアーを行うことが発表されたのだ。
しかも、発表は公式サイトではなく、『ラヴィット!』(TBS系)の生放送でメンバー全員出演のもと行われた。関西ジュニアは6月4日から大阪でコンサート6公演が予定されており、次々と現場が決まっている状態だ。
一方で、東京のジュニアは冷遇されている感が目立つ。
「『AmBitious』は東西のジュニアグループでも人気は低い方。序列や集客力を考えたら、彼らより先に『KEY TO LIT』『少年忍者』といった人気グループがツアーをすべきです。
今年まだ現場が決まっていない2組より先に、『AmBitious』がツアーを行うというのは不可解です」(男性アイドルに詳しい編集者)
にもかかわらず、なぜツアーが決まったのか。
「十中八九、関西ジュニアを推したい大倉の意向でしょうね。
プロデューサーは私情抜きにシビアな判断が必要ですが、大倉にとっては東京の後輩より、これまでも面倒を見てきた関西の後輩が可愛のでしょう」(同)
かつてのジュニアは、プロデューサーを務めていた滝沢秀明氏が『Snow Man』をいたく気に入り、猛プッシュしてデビューに漕ぎ着けた。
当時、ファンからは「人気や実力よりも権力者に気に入られればいいのか」と絶望する声が噴出していた。
今度は大倉に気に入られるかが全てになってしまうのだろうかと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部