2025/6/3 10:48

最新『ONE PIECE』主人公不在「最後に出てきたのがいつか分からない」

驚き

6月2日発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1150話『黒転支配(ドミ・リバーシ)』が、ファンの間で大きな波紋を呼んでいる。その評価は、賛否真っ二つだ。

今回描かれたのは、巨人族のドリー&ブロギーが“悪魔”の力に支配される衝撃展開だった。

これまで謎とされてきたイム様の能力「悪魔契約(アー・クワール)」の一端が明かされ、物語は一気に核心へと踏み込んだ。
しかしその一方で、読者からは「なんでもアリすぎて意味が分からない」「もう何の漫画か分からない」と困惑や失望の声も多く、意見が大きく割れている。

まず多かったのは、主人公ルフィの“長期不在”への不満だ。

読者からは「最後に出てきたのがいつか分からない」「海賊同士の戦いが見たい…」といった声が続出。

ルフィだけでなく、ゾロやサンジといった主要キャラの出番も激減しており、物語が“神話”や“国家レベルの抗争”に傾きすぎていることへの違和感が拭えないようだ。

ネット上では「尾田先生、ルフィ出ないスピンオフ描いてるの?」「あの頃のワンピースに戻ってほしい」といった声もあがった。

さらに物議を醸したのは、イム様が(間接的に)行った“悪魔契約”という展開だ。

敵キャラが“穴に飲まれるだけで支配される”という展開に「ご都合展開すぎる」「ドリーとブロギーの扱いが雑」と批判が集中。「これまでの戦いの意味がなくなる」「今さら巨人族が敵側になっても盛り上がらない」との冷めた反応も多い。

ただ一方で、「“悪魔”という概念が新たなスケールで再定義された」「Dの意志や空白の100年との繋がりが深まりそう」と、世界観の広がりを歓迎する考察派も少なくない。

「これはONE PIECE版・聖書的世界観への布石では?」といった声もあり、終章らしい“神話的な深み”が出てきたと見るファンもいるようだ。

だが、シリアスな展開にもかかわらず、「説明台詞がクドすぎる」「ギャグっぽい演出で緊張感が台無し」とする指摘も目立った。

とくにモブの巨人たちが“目ん玉飛び出しリアクション”をする描写に「シリアスな場面なのにギャグ?」というツッコミが多く寄せられた。

ネットでは「イム様が来てるのにこのテンション?」「絵で見せればいいのに、なんで全部セリフで説明するの」「ビュティ混ぜても違和感なさそう」といった声も。

「悪魔になったァ!」「顔こえ~」「2人の間に挟まれたからか!?」といった叫びが連発される演出に「緊張感が皆無」「シリアスな展開が茶番になっている」と評価は厳しめだ。

こうした賛否が噴出する一方で、読者の関心は依然として高い。

「ルフィの再登場は?」「ドリー&ブロギーは助かるのか?」「黒転支配の真意は?」といった考察が飛び交い、トレンド入りも果たした。

「今はタメ展開だけど、次回から一気にルフィが逆転の希望をもたらすのでは」と期待されている。

長期連載の終盤に入り、“かつてのワンピース”を求める声と、“新しい物語構造”を歓迎する声のズレが顕在化し始めてきた。

尾田栄一郎が最後に見せる“ONE PIECEの本質”とは、一体何なのか。注目は高まるばかりだと週刊実話WEBは報じている。

『ONE PIECE』1150話に賛否「もう海賊漫画じゃない」一方で“悪魔契約”に考察盛り上がる/サマリー|週刊実話WEB『ONE PIECE』1150話に賛否「もう海賊漫画じゃない」一方で“悪魔契約”に考察盛り上がる/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部