バーミヤン新メニュー「海鮮麻辣湯」レンゲが止まらない。

「麻辣湯(マーラータン)」をご存じだろうか?春雨や野菜など好みの具材を、痺れる麻辣スープで煮込んだ中国のB級グルメで、日本では2024年ごろから10~20代の女性を中心に人気が高まっている。
このブームの火付け役のひとつが、ファミレスチェーン「バーミヤン」だ。昨年の台湾フェアで初登場した麻辣湯は、累計240万食を売り上げる大ヒットに。そんなバーミヤンが、5月29日から「麻辣湯祭り」と題し、再び注目メニューを打ち出している。
今回登場したのは、「小籠包入り!彩り麻辣湯」に加え、新作の「海鮮麻辣湯」と「豚肉もやしのスタミナ麻辣湯」。記者が選んだのは、海老、ホタテ、イカ、海老団子といった海鮮の旨みが詰まった「海鮮麻辣湯」(1044円)。蟹小籠包も入った贅沢な一杯だ。
注文はタッチパネル方式。麺は中華麺か春雨を選べ、辛さは1~3辛まで調整可能。今回は“3辛の中華麺”をチョイス。
しばらくして運ばれてきたのは、海鮮具材に加え、キャベツ、ほうれん草、にんじん、もやし、トマト、煮たまごなどがどっさり入った、彩り豊かでボリューム満点な一杯だった。
まずはスープからひと口。ベースはタンメンのようにあっさりしていながら、花椒やラー油が効いた麻辣のパンチ、さらに海鮮エキスの深みが加わり、旨みと痺れが絶妙に融合。3辛にすると、しっかり汗ばむレベルの辛さだが、ただ辛いだけでなく旨さがしっかりと感じられるので、レンゲが止まらない。
麻辣湯といえば春雨が定番だが、食べごたえを考慮して中華麺を選んだのは大正解。中細のちぢれ麺がスープとよく絡み、小麦の風味も感じられて満足度は高い。
具材もそれぞれが秀逸。蟹小籠包はカニの風味とジューシーな餡がマッチし、海老団子はぷりぷりの食感が楽しい。トマトの酸味がアクセントとなり、味に立体感をもたらしている。
これまで“若い女性向けグルメ”の印象が強かった麻辣湯だが、辛さとボリューム感、深みのあるスープの中毒性は男性にも十分刺さるはず。「麻辣湯ってどんな味?」と気になっていた人は、まずはバーミヤンでトライしてみてはいかがだろうかと、アサ芸ビズは報じた。
編集者:いまトピ編集部