2025/6/6 13:25

『ABEMA』番組で共演「電撃婚」今年2月に離婚発表

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恋愛リアリティショーで「しゅんまや」カップルとして人気を集めたモデル・前田俊の「転身」が、波紋を広げている。今年2月に2児の父でありながら離婚を発表した彼は先日、自身のInstagramで、歌舞伎町のホストクラブに勤務していることを明かした。

前田はABEMAの恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました」ハワイ編に出演し、共演したモデルの「まや」こと重川茉弥と交際スタート。2020年4月に重川の妊娠8カ月を公表し、6月に結婚した。高校生カップルの電撃婚として、大いに話題になったのである。

番組で恋をし、若くして家庭を持つ。そして離婚。そのスピード感ある展開に、視聴者の間では疑問の声が上がっている。

「恋リアに出てくるカップルって、始まりも終わりも軽い印象。盛り上がりだけで付き合って結局はそれで終わってしまう。ちゃんと幸せになってる人って、どれくらいいるんでしょうか」

そう語るのは、20代の男性視聴者だ。「できちゃった婚」や「スピード離婚」といった報道は、恋リア出身者において珍しい話ではない。「若いからこそできる経験」とポジティブに語られがちだが、見方を変えれば「若さ」をコンテンツとして消費しているとも言える。

「リアリティショーと名乗っていても、番組が映すのは一瞬の感情だけ。その後の人生には何のフォローもない。全て『自己責任』で片付けられる風潮には違和感を覚えます」(30代女性)

前田のホスト転身は話題作りの一時的な火花なのか、それとも本当の意味での再スタートとなるのかは、まだわからない。しかし、そこに透けて見えるのは、若者を番組の「演出」に組み込み、視聴率と話題性の裏でその人生の重みには目を向けない、メディア業界の冷酷な構造だ。

「リアリティー」の名のもとに演出された「感情のショー」。未来ある若者たちを一過性の「物語」で終わらせないためにも、番組制作者側には今こそ、本当の責任ある姿勢が求められているとアサ芸プラスは報じている。

「恋愛リアリティー番組」出身の前田俊がホスト転身…若さを消費するだけの「軽さ」に苦言 | アサ芸プラス「恋愛リアリティー番組」出身の前田俊がホスト転身…若さを消費するだけの「軽さ」に苦言 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部