2025/6/13 09:10

奇跡の復活『JR東日本』発表

空

大ブームを巻き起こした寝台列車「ブルートレイン」が定期運行を終えてから10年、夜行特急列車が奇跡の復活を果たすことになった。

JR東日本は、2027年春に新たな夜行特急列車を運行すると発表した。首都圏エリアから北東北エリアを予定し、車両はJR東日本E657系電車(写真)を改造。全席グリーン車指定席で、全て個室だ。オープンスペースのラウンジと、販売スペースも用意される。

エクステリアデザインは、夜行列車を思わせる明るい青の「メモリアルブルー」と、真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」の2色を使ったカラーリング。インテリアは「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプトにした、落ち着いたデザインになる。

この復活は鉄道ファンならずとも喜ばしいことだと、鉄道ライターは力説するのだ。

「ブルートレインの定期運行は終了しましたが、夜行列車の旅を楽しむことができなくなったわけではありません。JR東日本の『四季島』やJR西日本の『TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE』、JR九州の『ななつ星in九州』が運行されています。とはいえ、これらの料金は高価。新たな夜行特急列車は、車両を新造せずE657を改造するので、それほど高くなるとは思えません。庶民にもなんとか手が届く金額になるでしょう」

どこを走ってほしいか、早くもリクエストするSNS投稿が上がっている。前出の鉄道ライターの予想を聞いてみると、

「運行エリアが『首都圏から北東北』となっていますので、東京の上野駅と青森の弘前駅あたりはほぼ確実です。青い森鉄道を通るのは考えにくいので、秋田を経由する日本海ルートになるでしょうね。秋田も目的地になると思います。できれば、これまでにないルートを走らせてほしいものです」

2027年春には新たな旅をすることができそうであるとアサ芸プラスは報じている。

ブルートレイン全廃から10年…首都圏⇔北東北「夜行特急列車」が奇跡の復活 | アサ芸プラスブルートレイン全廃から10年…首都圏⇔北東北「夜行特急列車」が奇跡の復活 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部