『スーパーマーケット』過去最高の売上高「3642億9100万円、前期比4.4%増」

住友商事グループの一員でもある、食品スーパーマーケット「サミットストア」。「日本のスーパーマーケットを楽しくする!」をスローガンに、東京・神奈川・埼玉・千葉で計137店舗を展開しています。
5月7日に発表した2025年3月期の決算は、営業収益が3642億9100万円(前期比4.4%増)、売上高は3488億300万円(4.4%増)と過去最高を更新しました。
インストアベーカリー「ダン・ブラウン」に力を入れている同社ですが、PBについては所属している日本スーパーマーケット協会(AJS)が開発する「くらし良好」の商品を取り扱ってきたため「作らない」としてきました。
しかし少し前に方針転換があったようで、ここ最近では「サミット」オリジナルのPB商品をよく見かけるように。「くらし良好」と共存するかたちで、ラインアップを増やしています。
筆者は時折「サミットストア」を訪れるのですが、ここのところ行く度に「なんかPB商品が増えてる?」と感じていました。今回改めてチェックしてみて、以前よりも種類が増えていることが、はっきりわかった次第です。
価格に対しては、特別に安いという感はありませんでしたが、「素材をそのまま」というキャッチコピー通り「〇〇産の〇〇を使っています」といったこだわりが明確にアピールされている商品が多かったことから、「高品質な品をお手頃な価格で提供する」という意図を感じました。
また時短調理というニーズに応える、レンジアップ商品をアピールしていた点も印象に残ったポイントです。
「くらし良好」と共存しながらも、着実に点数を増やしてきている「サミットPB商品」。競争力向上の起爆剤になるのか? 今後も注目してきたいと思います、とスーパーマーケットファンが報じている。
編集者:いまトピ編集部