2025/6/17 15:09
フィギュア界、人気低迷続く「浅田真央の一人勝ち」

フィギュアスケート女子で2010年バングバー五輪銀メダリストの浅田真央が、コーチ業に本格的に取り組む。自らの手で“第2の浅田真央”を育てようというものだ。
浅田は「新たな一歩です。スケーター1人ひとりと向き合い、丁寧に指導していきたい」と意欲を語った。
活動の拠点は、自ら設計にも携わり昨年11月に完成した「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」。育成プロジェクトがここから始動する。
「浅田自身が直接指導することが最大の売りです。対象は5歳から9歳で定員は10人。選考も浅田本人が行うといいます」(フィギュア担当記者)
日本のフィギュア界は浅田真央、男子は羽生結弦がプロ転向を決めて以降、人気は下降線だ。
「競技をけん引するスター選手が不在で、テレビの視聴率も低迷しています」(テレビ局関係者)
羽生が練習拠点の確保に苦労している現状の中、浅田は自らの名を関したリンクが開業。今回は木下グループをスポンサーにつけ、スケーター育成のためのアカデミーを立ち上げる。
なぜ、そこまで精力的なのか。
「リンク建設の際も、今回のアカデミー設立も、広告代理店などを一切通さず、浅田自身がスポンサー企業にプレゼンを行ったそうです。営業活動も自らこなすその熱意は相当なものです」(前出・記者)
羽生がミュージシャンさながらの全国ツアーに精を出す一方、浅田は独自の方法でフィギュア界をリードし続けている。“浅田真央の一人勝ち”と言われる構図は、今も継続中だとアサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部