2025/6/21 19:17

【衝撃】犬や猫などのペットからもヒトにうつる「獣医師が緊急搬送され…」

犬

ウイルスを持ったマダニに食い付かれることで発症する、致死的な感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の重症例や死亡例が相次いでいる。

マダニは目に見えないほど小さい家ダニなどとは違い、成虫の場合、体長が3ミリから8ミリにも達する大型のダニである。主に山野に生息しているが、ちょっとした植え込みなど、街中でも油断はできない

被害が集中しているのは主として西日本地域だが、東京都や神奈川県でも死亡例が報告されており、全国的な警戒が必要であることは言うまでもない。

さらに厄介なのは、SFTSに感染した犬や猫などのペットからもヒトにうつる、という点だ。

事実、国内ではマダニに食い付かれてSFTSに感染した犬や猫が死亡したケースとともに、感染した犬や猫に引っ掻かれたり、血液などの体液に触れたりすることで、ヒトに移るケースが報告されている。

三重県では今年5月、SFTSに感染した猫の治療を行った獣医師が呼吸困難などを訴えて緊急搬送され、数日後に死亡するという衝撃的な事例が発生した。

気温が上昇するこれからの季節は、マダニが活発に活動する時期と重なる。有効な治療法がないだけに、登山やハイキングやキャンプなどのアウトドア活動に際してはむろんのこと、自宅の庭の手入れをする際にも「できるだけ肌を露出させない」「ダニ除けスプレーを積極的に使用する」といった対策が不可欠になってくるだろうと、アサ芸プラスが報じた。

ついに獣医師からも死者が!犬や猫からもうつる「致死性マダニ感染症」恐怖の大流行と対処法 | アサ芸プラスついに獣医師からも死者が!犬や猫からもうつる「致死性マダニ感染症」恐怖の大流行と対処法 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部