藤浪晋太郎(31)「巨人」入りの可能性は

元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』を更新。シアトル・マリナーズ傘下を自由契約になった藤浪晋太郎の「巨人入りの可能性」を分析した。
藤浪の「日本復帰の可能性」について高橋氏は、「持っているものは素晴らしい」と前置きしながらも、現状「日本に帰ってくることはない」という見方を示す。
理由については制球難が激しく、「ストライクゾーンで勝負できなくなると、どうしようもない状態になってしまう」「戻って来るなら去年、どこかが獲得した」ことを挙げた。
巨人に入団させたい様子のチャンネルスタッフは「ジャイアンツのリリーフ投手陣の防御率が撮影時点で2.86とリーグ5位。もしかしたら欲しい存在だと思うんですが」と指摘する。
苦笑いの高橋氏は「そうですけどね…。 欲しいけど、どこで使うんだっていう話になってきてしまうんですよね。後ろの3人、マルチネスと大勢、これはもう盤石だと思うので。先発が早く崩れたときに、中盤をシメてくれるようなピッチャーのなかで使うのかというところだと、やっぱりそれも難しいんじゃないかな」と否定的見解。
スタッフは「先発もやっていたしロングも行ける」と食い下がるが、同氏は「一度病気が出てしまうと、ゲーム自体が崩れてしまうので」と再度否定した。
次に古巣の阪神タイガース入りを質問されると、「阪神はたぶんないと思う。僕はね。ピッチャー陣も層が厚い」とこちらも「可能性なし」。
その後、新庄剛志監督が獲得を希望したことがある北海道日本ハムファイターズや、地元で大阪桐蔭高校の後輩・森友哉がいるオリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス獲得の可能性について、持論を展開していた。
藤浪は今シーズン、シアトル・マリナーズ傘下の3A・タコマでプレー。直近8試合はすべて無失点に抑えたが、制球難が解消されないこともあり、契約を解除された。
巨人はリリーフ投手陣は大勢とライデル・マルティネスが好調だが、先発は戸郷翔征の不振で、盤石とは言えない状況。藤浪がかつてのような投球を見せることができれば、大きな戦力にはなる。
ただし制球難への不安や「アメリカでのプレーが最優先なのではないか」という声もファンの間では根強く、高橋氏の「日本復帰はない」という持論に納得のコメントが寄せられているとSirabeeは報じている。
編集者:いまトピ編集部