2025/6/24 09:54

最終回直前に1位の快挙『TVer』多くの支持を集める作品「好成績が続く」

夫よ、死んでくれないかAmazon

テレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送中の深夜ドラマ『夫よ、死んでくれないか』の最終回が、6月23日午後11時6分より放送される。放送前には過激なタイトルが物議を醸したものの、いまや多くの支持を集める注目作といえる。

丸山正樹氏の同名小説を原作とした同ドラマの主人公は、夫が突然失踪した麻矢(安達祐実)、夫の異常な偏愛に耐えきれず離婚を考えている璃子(相武紗季)、“モラハラ夫”に苦しみながら「理想の家庭」に縛られる友里香(磯山さやか)の仲良し3人組。それぞれの夫婦関係や、主人公たちの悲しい過去の事件が、激しく変わる展開によって描かれる。

 同作はGP帯に比べ低予算の深夜ドラマながら、TVerで好成績が続いており、今月18日には全配信番組の視聴数ランキングで総合1位を獲得。

 20日現在のお気に入り数は73.0万で、今期の深夜ドラマでは断トツ。テレビ朝日系『天久鷹央の推理カルテ』(60万)やフジテレビ系『Dr.アシュラ』(62.0万)など多くのGP帯のドラマをも上回っており、人気の高さがうかがえる。

ドラマライターの北村有氏は、同作についてこう語る。

「深夜帯とは思えぬ挑戦的なタイトルと展開で、当初からSNSで賛否を巻き起こしました。タイトルのインパクトだけが独り歩きするかと思いきや、放送が進むにつれて視聴者の評価は一転。『夫を殺したい』と願う麻矢の激情の奥にある“痛みや孤独の連鎖”に光が当たったことで、単なる復讐劇ではなくなったのです。特に終盤に向けて、彼女自身の視野狭窄ぶりや思い込み、すれ違いの果てに訪れる真実が描かれたことで、『これは他人事ではない』と多くの視聴者が共感を寄せたのではないでしょうか。

また、重くなりすぎない演出バランスや、サスペンスの中に潜むユーモア、トリッキーな展開もドラマファンの心を掴みました。深夜ドラマならではの“攻め”の姿勢と、TVerでの見やすさが相まって、コア層からライト層へと口コミが広がり、最終回直前に1位という快挙につながったのだと思います」

各局がネット視聴数を重要視する中、大健闘している『夫よ、死んでくれないか』。最終回も大きな反響を呼びそうだ。とサイゾーウーマンは報じた。

最終回『夫よ、死んでくれないか』、安達祐実のSNS荒れるも……TVerで『天久鷹央』『Dr.アシュラ』を超え1位に! | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト最終回『夫よ、死んでくれないか』、安達祐実のSNS荒れるも……TVerで『天久鷹央』『Dr.アシュラ』を超え1位に! | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト

編集者:いまトピ編集部