2025/6/25 15:20

ウルフ・アロン、専属契約締結を発表「すべてをさらけ出したい」

ウルフ・アロンAmazon

驚きの転向劇だ。新日本プロレス(棚橋弘至社長)は6月23日、東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロンと専属契約を締結したことを発表。都内のホテルで行われた緊急記者会見で、ウルフ本人は複数年契約であることを明かし、「すべてをさらけ出したい」と意気込みを語った。

柔道界からプロレス界への転向は過去にもアントン・ヘーシンク(1964年東京五輪金メダリスト)や小川直也(1992年バルセロナ銀メダリスト)らが参戦したが、金メダリストの肩書きで新日本と契約するのはウルフが初となる。

会見ではすでに来年1月4日の東京ドーム大会(レッスルキングダム)でデビュー戦が予定されていることも発表された。この大会は、棚橋社長の現役引退試合でもあり、ウルフにとっては記念すべき“門出”の舞台となる。

「ウルフは5月からすでに新日の道場でトレーニングを始めている。まさに本気の“入門”です」(プロレス記者)

一方、新日本プロレスにとってもウルフの加入は救世主的な意味を持つ。今年の1・4東京ドーム大会の観客動員は2万4102人と、ピーク時の勢いを取り戻せていない。棚橋社長は24年の就任以来、「再び東京ドームを満員にする」というビジョンを掲げており、その象徴としてウルフを抜擢した形だと、アサ芸ビズが報じた。

ウルフ・アロン、「来年1・4東京ドーム」プロレスデビューに課せられた期待と不安  |  Asagei Biz-アサ芸ビズウルフ・アロン、「来年1・4東京ドーム」プロレスデビューに課せられた期待と不安 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部